6月21日(日)午前10時、小松市役所駐車場に集合したのは地元住民と寺井病院、小松みなみ診療所、南加賀健康友の会からの参加者30人である。出発集会には日曜閉庁のため市職員の参加はなく、地元の橋本米子市会議員から和田慎司小松市長メッセージの披露、市職員のアピール署名簿、被爆者救援・連帯募金が紹介された。平和行進小松市実行委員会を代表して牧野逸子さん(85歳)から「再び戦前に逆戻りするような風潮があるが、戦争がなくならないと核兵器廃絶もできない。この二つをつなげて運動を続けていきましょう」と挨拶があった。牧野さんは長年、実行委員長を務めており、小松市内の平和行進の燭光のような方である。
行進コースは小松市役所から龍助町、本折町など北国街道沿いに1時間程歩き、上本折町の多太神社で休憩となった。休憩時に小松市実行委員会から差し入れがあった氷室饅頭は行進途中のお店に予約されたもので、作り立てでほっかほっかだった。行進参加者は30人で、用意された30個はたちまち完食となった。
後半は今江町のAコープまでの30分位で小松市実行委員会が用意した「9条壊すな!」うちわ、「ピースうちわ」を沿道の人たちに配りながら行進した。以前は小さな折鶴を配ったこともあり、行進参加者の想いが伝わることを願いたい。
<余録>小松市役所から出発してしばらく歩いた後、デジカメのシャターを押すと「メモリーが足りません」の表示があり、撮影できなくなった。今朝SDカードをフォーマットしたはずで原因はわからない。このままでは今日の行進参加報告をHPに投稿できなくなる、と焦った。行進沿いにSDカードを売っているお店がないか、小松市の行進参加者何人にも尋ねてようやくカメラ店を見つけることができた。お店の方に相談してわかったのはSDカードを挿入しておらず、デジカメの内臓メモリーのデータが一杯になったためである。急いでSDカードを買って行進に追いつくことができた。昨日までのような田園地帯であればカメラ店もなく、今日の行進写真は撮れなかったと思う。これで県内行進の毎日参加、HPの毎日投稿がなんとかつながった。明日は休息日で、県内行進は23日、24日の残り2日間となった。