6月23日(火)午前10時、加賀温泉駅に集合したのは地元住民の外、平和行進の常連メンバーと寺井病院から随行用のワゴン車の応援を得て14人だった。出発集会では「富山ー広島コース」通し行進の西田重好さん、県内通し行進の野村かよ子さんから挨拶があった。野村さんは羽咋市在住のため、毎朝の行進出発時に参加できないことが多かったが、今日は何とか間に合った。
前半のコースは加賀温泉駅前からイオン加賀の里店までの約40分。加賀温泉駅から国道8号線につなぐ往来であり、歩行者は少なく行きかう車の運転手さんらに「平和行進でーす」「広島まで歩きまーす」と大きな声で挨拶しながらの行進だった。今日の休憩時の差し入れは、平和行進の「後方支援者」末友雅子さんからの杏仁豆腐だった。強い日差しのもとでの行進には最適のおやつだった。明日の最終日は何が出てくるか・・・楽しみである。
今年の平和行進では、主要11幹線コースに「国際青年リレー行進」「国民平和大行進 PEACE MARCH」のたすきリレーが行われている。このたすきリレーは2年前の(東京ー広島コース)に海外から初めて平和行進に参加したマラヤ・ファブロスさん(非核フィリッピン連合)が提案したもので、今年から海外から参加した青年がいないコースでも2本ずつリレーすることにしている。この黄色地の鮮やかなたすきは、毎日若者たち(かっての若者にも)に渡して、横断幕の先頭に立つようお願いしているが、断る人は一人もいない。「国際青年リレー行進」のたすきリレーは今後も継続し、本数も増やしたほうが行進参加者や沿道の人たちにもアピールできると思う。
<余録>加賀温泉駅に予定より早く着いたたため、県労連のコバさんが宣伝カーに載せてあるのぼり旗を整理したところ、全日本年金者組合のリレー旗がないことに気付いた。明日24日、福井県行進団に引き継ぐ大事なリレー旗である。昨日小松市内の行進で使っており、ゴール地点の今江町・Aコープに置き忘れたか、小松の参加者が間違って持ち帰ったか、のいずれかである。内藤団長が小松の責任者に連絡したところ、案の定、間違って持ち帰った人があったたため、24日の行進に参加する加賀市の新後由紀子市議宅に届けたとの返事だった。ヤレヤレである。行進後の後始末は大事ですね。いよいよ明日は県内行進の最終日、通し行進の西田さんと青年のたすき、団体リレー旗を無事に福井県行進団に託したい。