6月23日前半:小松市役所から小松駅まで
小松市役所では毎年6月の平和行進の時期に「非核平和宣言都市・こまつ」の懸垂幕を掲出している。長さが6メートルもある大きな懸垂幕が今年は6月16日から23日まで掲出される。6月22日に公示された「参議院議員通常選挙」の懸垂幕と「非核平和宣言都市・こまつ」が並んで掲出されており、市役所内での期日前投票所に多くの市民が訪れていた。
小松市役所前での出発式に行進参加者32人が集まったが、平日にも係らず市職員の出迎えはなく、和田慎司市長のメッセージ(紹介)と核兵器廃絶国際署名簿、ペットボトル募金を預かっていた橋本米子市会議員から行進団に渡されただけだった。小松市は2016年5月1日付で平和首長会議に加盟しており、今年の平和行進への対応に変化があると期待していたが、例年同様の対応だった。引き続き今後の課題である。
和田市長のメッセージを以下に掲載する。
6月23日後半:加賀温泉駅から加賀市役所まで
加賀温泉駅から加賀市役所までの行進参加者は12人でした。小松みなみ診療所から「国際青年リレー行進」のたすきを着けるに相応しい若者たちの参加と南加賀健康友の会の車の伴走があった。石川民医連各事業所では、原水爆禁止国民平和大行進と世界大会への参加を位置づけており、県内の平和行進の大きな支援者になっている。
6月23日は沖縄「慰霊の日」であり、末友さんが用意したのは沖縄産パイナップルと抹茶ちんすこうである。保冷剤でほどよく冷えており、午後から日差しが強くなった行進参加者には大好評だった。