平和行進・富山ー広島コース 初日(富山県境で引継ぎ式~津幡町)

引継ぎ式にて、左から2人目が全国通し行進者の山口逸郎さん、3人目が石川県内通し行進者の岡野ひでみさん

 今日から2017年原水爆禁止国民平和大行進(富山-広島コース)が石川県入りしました。富山県境の九折(つづらおり)で富山県行進団との引継ぎ式が行われました。富山県の平和行進は、6月8日に富山県朝日町を出発し、本日までに総勢810人の参加者があり、行進中に「ヒバクシャ国際署名」が561筆、沿道での運動募金が107,318円寄せられたとの報告がありました。引継ぎ式には富山・石川両県の「反核・平和マラソン」メンバーも合流し、富山県は45人、石川県は60人の参加があり、全国通し行進者の山口逸郎さん、石川県内通し行進者の岡野ひでみさんが挨拶しました。

 

 

平和首長会議から「反核・平和マラソン」へのメッセージ

「2017年度反核・平和マラソン」が開催されるに当たり、メッセージをお送りいたします。

 1945年8月6日、一発の原子爆弾が広島に放たれました。この「絶対悪」は一瞬のうちに街を焼き尽くし、国籍や信条を問わず子供からお年寄りまで罪もない多くの人々を殺りくし、その年の暮れまでに14万もの尊い命を奪いました。辛うじて生き延びた人々も、放射線による障害や差別・偏見に苦しみ、心身に負った深い傷は今なお消えることはありません。

 あれから72年、依然として世界には、あの惨禍をもたらした原爆の威力をはるかに上回り、地球そのものを破壊しかねない1万5,000発を超える核兵器が存在します。私たちは、この現実を前にしたとき、非人道性の極みである「絶対悪」をこの世から消し去る道筋をつけるため、ヒロシマの思いを基に、「情熱」を持って「連帯」し、更なる行動を起こさなければなりません。そして、多様な価値観を認め合いながら、「共に生きる」世界を目指し努力を重ねなければなりません。

 昨年5月、現職の米国大統領として初めて広島を訪れたオバマ大統領は、被爆者の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という心からの叫びを受け止め、「私の国と同様、核を保有する国々は、恐怖の持たなければならない」と、核を保有する国々は、恐怖の論理から逃れ、核兵器のない世界を追求する勇気を持たねばならない」と、核兵器廃絶に向けた決意を改めて示されました。

 核兵器のない未来を創っていくのは、為政者を始め、私たち一人一人の「情熱」であり、平和への思いを共有し、「連帯」することから生まれる具体的な行動です。そうした意味からも、皆様が核兵器のない平和な世界の実現に向けて「2017年度反核・平和マラソン」を開催されますことは誠に意義深く、その取組に対し深く敬意を表します。

  162か国・地域の7,200を超える加盟都市で構成される平和首長会議も、世界中の人々との「連帯」をより強固なものとし、核兵器廃絶に向けた国際的な機運を高めるために「情熱」を持って取り組んでいく所存です。

 皆様には、今後とも「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け、共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています。

 終わりに、「2017年度反核・平和マラソン」の御成功と御参会の皆様の今後ますますの御健勝と御多幸を心よりお祈りいたします。

平成29年(2017年)4月18日

平和首長会議会長  広島市長  松井一實

富山県境から津幡町役場に向けて、元気いっぱいの山口逸郎さん(前列左から2人目)のリードで行進しました

道の駅・倶利伽羅塾では、3人の小学6年生にも声かけて一緒に歩きました

かほく市、内灘町、津幡町と3日連続で行進に参加された91歳の女性(前列右)

 

  津幡町役場での到着歓迎集会は土曜日閉庁にもかかわらず、総務課長はじめ町職員9人に出迎えていただき、矢田富郎町長のメッセージの披露、町長と議長の平和行進ペナント、ペットボトル募金(被爆者救援・連帯募金)、「ヒバクシャ国際署名」(386筆)を受け取りました。津幡町での「原爆と人間展」は8月2日~17日、役場内町民ふれあいコーナーで町所有の日本被団協制作のパネルを使っておこなわれます。

津幡町町長及び議長の平和行進ペナントを受け取る山口さん(左)

毎年、多額のペットボトル募金(被爆者援護・連帯募金)の協力がある津幡町

 

 

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