6月18日、平和行進・富山ー広島コースの2日目午前の部は津幡駅から森本駅まで行進します。集合場所の津幡駅には宣伝カー、自家用車、IRいしかわ鉄道、自転車、徒歩など様々な交通手段で14人の参加がありました。出発式では全国通し行進者の山口逸郎さん、県内通し行進者の岡野ひでみさんの挨拶があり、津幡駅前で記念撮影して行進をスタート。参加者のなかに城北病院の若手職員が3人おり、「国際青年リレー行進」のたすきを着けて行進を先導してもらいました。2年前から全国11幹線で始まった「国際青年リレー行進」のたすきリレーは青年たちに好意的に受け止められており、今年も5本準備されています。
今日の行進の大半は藩政時代の参勤交代に使われた北国街道沿いを歩き、森本駅に向かいました。日曜日で旧道のためか人通りは多くなかったが、出会った人々や対向車の車中からも手を振ったり、会釈する人も多く行進参加者の励みになりました。森本町では「昨日、広島原爆資料館に行ってきました。あのような残酷な原爆と絶対に許すことはできません」と男性が話しかけてきた場面もありました。中間の休憩所では恒例になった末友雅子さん(4年前の県内通し行進者)の差し入れ、山口逸郎さんからも「東京土産」の差し入れがありました。
午後の行進は金沢市卯辰山玉兎ケ丘に建立されている原爆犠牲者慰霊碑「平和の子ら像」前に13人が集合、参加者全員が平和への想いや平和行進との関わりについて語り、交流した後、金沢市役所に向けて出発しました。
金沢市卯辰山にある原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら像」は、 1998 年 8月 9日に国、 石川県、金 沢市の助成と県内自治体、被爆者、遺族、平和を願う多くの県民の基金により建立され まし た。以後、毎年夏に「平和の子ら像」前広場で、 〝反核・平和お りづる市民のつどい〟が開かれてい ます 。
2017年反核・平和お りづる市民のつどいを紹介します。