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2026年7月31日

石川県内各自治体総務課 御中

(非核平和施策担当課)

非核の政府を求める石川の会

2026年度平和事業に関する自治体アンケートの集計結果    送付にあたって

   6月1日に県内各自治体に依頼した「2026年度平和事業に関する自治体アンケート」の集計結果がまとまりましたのでお送りします。アンケートにご協力いただいた担当課の皆様に感謝申し上げます。

今年の自治体アンケートは、次の4項目についてお尋ねしました。

①  非核・平和事業の計画(原爆写真パネル展の開催、平和行進への対応)

② 子どもたちへの平和教育施策

③ 非核平和宣言の周知方法(掲示場所・掲示開始年)

④ 核兵器禁止条約や非核3原則への取り組み

 

県内18自治体で「原爆写真パネル展」等を開催

「原爆写真パネル展」を自治体主催で開催しているのは、金沢市、七尾市、加賀市、野々市市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町の11自治体です。輪島市では2023年まで開催していた清水正明医師の「原爆被爆絵画展」は、2024年、令和6年能登半島地震により展示施設が被災したため、今年も開催が難しい状態です。この外、石川県、小松市、加賀市、羽咋市、かほく市、白山市、能美市の7自治体は、住民団体主催の「原爆と人間」パネル展に公共施設を提供しています。

私たちは核兵器の非人道性、被爆の実相を次の世代に伝えるため、全ての自治体において「原爆写真パネル展」等が開催されるよう要望します。

原水爆禁止国民平和大行進への対応

「富山―広島コース」の石川県では6月6日~22日、各市町庁舎前で開いた出発式や到着歓迎式には殆どの首長からメッセージが寄せられ、首長、議長、教育長が揃って激励挨拶がある自治体も増えています。この外、世界大会に届ける平和行進ペナント(折り鶴再生紙)やペットボトル募金(被爆者救援募金)にも多くの自治体から協力がありました。

平和行進団の代表挨拶では、「我が国の基本方針である非核三原則を堅持し、あらゆる国の核兵器の廃絶を訴え、基本的人権の尊重と恒久平和を求めること」(能美市・非核平和都市を宣言する決議)など、当該自治体の宣言文を読み上げて、出迎えていただいた自治体職員の皆さんと通底する思いを伝えて行進しました。

中学生の広島への修学旅行、夏休中の登校日の平和集会は

 中学校における平和教育として広島への中学生の修学旅行を実施しているのは、小松市、輪島市、川北町です。この外、かほく市では(例年ではないが)令和9年に予定校あり、の回答もありました。

野々市市では毎年8月5日~6日、「平和の旅」として中学校生徒会代表10数人を広島市の平和記念式典に派遣。その事業報告会を各中学校にて開催します。

 夏休みの全校登校日、学年登校日に平和集会、平和教育を実施しているのは、輪島市、珠洲市、加賀市、野々市市、川北町、津幡町、内灘町、宝達志水町、中能登町、能登町の10自治体です。

 平和教育の内容では、平和展に展示する作品の制作、被爆体験記・朗読会の開催、平和に関する図書読み聞かせ、読書指導・図書館活動の年間計画の中に全学年で「平和に関する本」に触れる、学校図書館に「平和に関する本」コーナーを設置、被爆者の講演会動画を教材として活用できるよう編集、小中学校にて「原爆と人間展」の学校巡回展示を実施など、様々な方法で計画されています。

非核平和宣言の周知方法

 県内では全自治体が「非核・平和都市宣言」を決議しており、また都市の連帯を通じて核兵器のない平和な世界の実現をめざす「平和首長会議」に全市町が加盟しています。私たちは、「非核・平和都市宣言」を住民に周知するため、全ての自治体に標柱や懸垂幕の設置を要望しています。しかし、今年のアンケート回答で標柱や懸垂幕を掲示しているのは、金沢市、七尾市、小松市、白山市、能美市、野々市市、川北町、津幡町、内灘町、志賀町、中能登町の11か所に留まり、新たな設置自治体はありませんでした。

〝非核・平和の自治体づくり〟の指標として、引き続き県内全ての自治体において標柱や懸垂幕が設置されるよう要望します。

核兵器禁止条約や非核3原則への取り組み

核兵器禁止条約(TPNW)が2021年1月に国際法として発効し、5年経過し、今年11月には第1回再検討会議が開催されます。この条約には国連加盟国の過半数、99ヵ国・地域が署名・加入し、74ヵ国が批准していますが、日本政府はいまだに署名・批准を拒んでいます。

核兵器のない平和で公正な社会を実現するために、日本政府が国際社会で核兵器廃絶の実現にむけた役割を果たすため、全ての自治体から政府に対して「非核3原則」を堅持し、TPNW再検討会議にオブザーバー参加するよう意見具申することを要望します。

<追記>

今回の平和事業に関する自治体アンケート集計結果及び「原爆写真パネル展」等の開催一覧を非核の政府を求める石川の会ホームページ(https://hikakuishikawa.com/)に掲載しました。ご活用いただければ幸いです。

本会では非核・平和自治体づくりのため、引き続き各自治体への取材・懇談、調査活動を継続していきますのでご協力をお願い致します。

  2026年度 平和事業に関する自治体アンケート 集計報告

     本年6月1日、県内全自治体総務課に調査依頼した「2026年度平和事業に関する自治体アンケート」集計結果を紹介します。

2026年度(令和8年度)平和事業に関する自治体アンケート・集計報告
自治体名 (1)非核・平和事業の計画 (2)子どもたちへの平和教育施策
0 石川県 ・原爆写真パネル展の会場提供(8月4日~17日、石川県庁19階展望ロビー/住民団体主催)
・平和行進への対応/予定なし
・各小中高等学校では、学習指導要領に基づき、社会科や公民科等で平和教育を実施
1 金沢市 ・原爆写真パネル展(7月30日~8月18日)、①金沢市役所第二庁舎 ②金沢市立海みらい図書館 ③金沢市文化ホール/自治体主催)
・平和行進への対応/金沢市長メッセージを送付
・8月6日及び9日は、多くの尊い命の犠牲の上に現在の平和があることに思いを巡らせる大切な日であり、各市立学校には、校長会議や学校訪問等の場を通して、児童生徒が歴史を学び、平和の尊さについて考える機会を適切に設けてほしいと依頼している。
2 七尾市 ・平和展(8月7日~13日、のと里山里海ミュージアム/自治体主催)
・平和行進への対応/ペットボトル募金の設置、日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名の協力、市長メッセージ
・平和展に展示する作品の制作
・被爆体験記・朗読会の開催
3 小松市 ・原爆写真パネル展(8月3日~6日、小松市役所エントランスホール/住民団体主催)
・平和行進への対応/協力金、ペットボトル署名、平和行進メッセージ、懸垂幕
・中学校6校が5月に広島県へ、3校が兵庫県(鶉野飛行場)への修学旅行、平和学習
4 輪島市 ・震災以前は清水正明氏の絵画展を開催していたが、展示していた施設の被災により使用不能(現在解体中)であり、他の施設においても被災やスペースの問題から展示は難しい状況である。今後、新たな施設整備等に合わせて展示を検討したい。
・平和行進への対応/市長及び議長のペナントの提供、市長メッセージの朗読
・今年度、市内中学1年生などが広島市を訪問し、平和学習と防災教育について生徒同士の交流を行う予定である。
・例年どおり夏休みの登校日に平和教育を実施する予定である。
5 珠洲市 ・原爆写真パネル展/予定なし
・平和行進への対応/予定なし
・教科等における平和に関する内容の際に学習を行う
・夏季休業中の登校日時の際に平和に関する学習を行う
・人権教育と関連付けながら学習を行う
6 加賀市 ・原爆写真パネル展(8月3日~8月20日、加賀市民会館/自治体主体)
・平和行進への対応/予定なし
・夏休み登校日に平和集会や平和に関する教育を各校・各学級で実施
7 羽咋市 ・「原爆写真パネル展」(8月6日~11日、コスモアイル羽咋 通路/住民団体主催)
・平和行進への対応/市長メッセージ、ペットボトル募金の設置、署名簿の設置
・本市では、日々の社会科や道徳の授業等を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さ、国際理解について学習指導要領に基づき指導しています。
8 かほく市 ・原爆と人間展(7月22日~8月5日、市の公共施設/住民団体主催)
・平和行進への対応/特になし
・平和に関する図書読み聞かせ(複数校)
・上記に伴い、感想を話し合い
・読書指導・図書館活動年間計画の中に、全学年で「平和に関する本」に触れると位置づけ
・図書館に「平和に関する本」コーナー設置(学校など)
・「もし世界が100人の村だったら」の学習の中で世界の平和について学ぶ
・(例年ではないが、)修学旅行で広島を訪問し平和学習を実施(令和9年度に予定校あり)
9 白山市 ・原爆写真パネル展/7月24日~8月9日、白山市鶴来総合文化会館クレイン パネル展示・ビデオ上映会/7月31日~8月5日、白山市市民工房うるわし パネル展示など/市民団体主催(市・教育委員会後援)
・平和行進への対応/庁舎前にて出発式を実施、市長メッセージを読み上げ、署名と募金を手渡ししている。
・昨年度実施した被爆者の講演会を動画撮影したものがあるので、それを教材として活用できるよう編集を行い、貸出等を実施予定です。
10 能美市 ・原爆写真パネル展(8月6日~15日、寺井図書館/住民団体主催)
・平和行進への対応/庁舎において来庁式を実施
・例年、市内小学校で平和学習の授業を実施
11 野々市市 ・原爆写真パネル展(8月14日~20日、学びの社ののいちカレード/自治体主催)
・平和行進への対応/事前に署名及び募金を集めております。また、野々市市を通られた際には、市長および議長が参列し、平和へのメッセージを読み上げ、署名および募金をお渡ししております。
・平和の旅
・平和の旅の事業報告会を各中学校にて開催
・平和集会の開催
・各学級での平和学習
・図書委員会・掲示委員会における啓発活動
12 川北町 ・原爆写真パネル展の予定はありませんが、町のイベント等で展示できないか検討してします。
・平和行進への対応/特にありません
・町内すべての学校で8月6日を全校登校日として平和について考える
・中学校の広島への修学旅行(平和記念資料館見学)
13 津幡町 ・原爆写真パネル展(8月3日~14日、津幡町役場庁舎内/自治体主催)
・平和行進への対応/津幡町役場庁舎内にて到着式を行う
・夏休み中の8月6日から9日頃の全校登校日、または学年登校日に集会で平和教育を実施する
14 内灘町 ・原爆写真パネル展(8月7日~13日、内灘町役場1階ロビー/自治体主体)
・平和行進への対応/特になし
・町立小中学校にて「原爆と人間展」の学校巡回展示を令和8年6月8日(月)~7月16日(木)に実施
・町立小中学校の全校集会において、平和教育を実施予定
・町立小中学校の学校図書館に、平和に関する図書コーナーを設置予定
15 志賀町 ・原爆写真パネル展(8月4日~14日、志賀町役場 町民ホール/自治体主催)
・平和行進への対応/特になし
・小学校 遺族会による講和、絵本の読み聞かせ、動画視聴
・中学校 戦争や平和をテーマにした作文
16 宝達志水町 ・原爆写真パネル展(8月3日~18日、宝達志水町役場庁舎ロビー/自治体主催)
・平和行進への対応/特になし
・夏休み中の登校日の集会時に先生から平和についての講話を実施
17 中能登町 ・戦争の記憶  パネル展(8月11日~18日、ラピア鹿島 コンコース/自治体主催)
・平和行進への対応/町長メッセージ送付、町長・議長・教育長のペナントの寄贈
・夏休み期間中において全校登校日に平和集会を実施(中学校1校:約410人、小学校3校:約700人)
18 穴水町 ・原爆写真パネル展(8月3日~14日、穴水町役場1階ロビー/自治体主催)
・平和行進への対応/町内での住民団体が実施する事業や後援依頼がないため実績なし
・「道徳教育」「人権教育」を通して実施
19 能登町 ・原爆写真パネル展(8月6日~14日、能登町役場/自治体主催)
・平和行進への対応/住民団体実施は把握していません
・8月上旬の登校日に各学校において非核についての講話を予定
自治体名 (3)非核平和宣言の周知方法(掲示場所・掲示開始年) (4)核兵器禁止条約や非核3原則への取り組み
0 石川県 ・掲示していない ・予定なし
1 金沢市 ・「平和都市宣言」碑(姉妹都市公園)
1995年8月1日
・「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間」ポスター展を開催(継続実施)
2 七尾市 ・「平和都市宣言」記念碑(市役所本庁舎正面玄関)、2007年設置 ・特になし
3 小松市 ・懸垂幕(市庁舎正面)2010年以降は掲示していることは確認できたが、それ以前は資料が残っていないので不明 ・唯一の戦争被爆国日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名
4 輪島市 ・掲示していない ・原水爆禁止平和大行進への協力
5 珠洲市 ・掲示していない ・予定なし
6 加賀市 ・掲示していない ・特になし
7 羽咋市 ・掲示していない ・特になし
8 かほく市 ・掲示していない ・特になし
9 白山市 ・「平和宣言都市」宣言塔(本庁舎、宮丸交差点、JR美川駅、鶴来支所) ・白山市は平和都市宣言を掲げており、市長が平和首長会議に参加しています。また、国内外すべての国に対して、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶよう求める国際署名運動である「ヒバクシャ国際署名」に賛同し、ホームページにリンクを貼っていました。(2020年署名活動終了)
・今後とも、白山市は平和都市宣言と平和首長会議への参加を通じて、核兵器廃絶に向けた取り組みを進めてまいります。
10 能美市 ・「非核平和宣言都市 能美市」懸垂幕(市役所本庁舎)、2019年 ・特になし
11 野々市市 ・「平和都市宣言のまち」標柱
(庁舎前駐車場)、2014年
 昭和59年に石川県内で最初の平和都市宣言を決議し、昭和62年に日本非核宣言自治体協議会へ加入しています。また、平和首長会議にも加盟しており、過去には市長が平和首長会議総会に出席しております。
12 川北町 ・「平和都市宣言の町」懸垂幕
(川北町文化センター前)、2022年
・特にありません
13 津幡町 ・「平和都市宣言の町」標柱
(役場前)、1992年設置ー2021年改修
・特になし
14 内灘町 ・「非核平和都市宣言の町」宣言塔
(役場庁舎横:2003年、保健センター前:1992年)
・平和宣言塔(泉源公園/歴史民俗資料館横)1996年
・上記(3)の宣言塔を1992年から掲示中。
15 志賀町 ・「非核宣言の町」宣言塔(役場駐車場・花壇)、2006年 ・特になし
16 宝達志水町 ・掲示していない ・特になし
17 中能登町 ・「非核・平和宣言の町」標柱
(中能登町役場総務庁舎)2015年
・記念植樹ハナミズキ
(中能登町役場総務庁舎)2015年
・今後も原爆パネル展や平和教育を継続する
18 穴水町 ・掲示していない ・原水爆禁止国民平和大行進の受け入れ及び募金活動
19 能登町 ・掲示していない ・特になし
2026年7月31日 非核の政府を求める石川の会

 

 

 

非核の政府を求める石川の会が6月1日に実施した「2026年度 平和事業に関する自治体アンケート」には7月28日までに全自治体から回答が寄せられました。

このうち2026年度 県内自治体における「原爆写真パネル展」等の開催計画を本会HPに掲載します。

 

2026年度 県内自治体における「原爆写真パネル展」等の開催一覧
自治体名 展示内容 日程 会場 主催
自治体 住民団体
0 石川県 ・平和のパネル展 8月4日~17日 石川県庁 19階展望ロビー
1 金沢市 ・原爆写真パネル展 7月30日~8月18日 金沢市立海みらい図書館  金沢市役所第二庁舎
金沢市文化ホール
・原爆と人間展 8月9日 近江町いちば館前
2 七尾市 ・平和展 8月7日~13日 のと里山里海ミュージアム
3 小松市 ・原爆と人間展 8月3日~6日 小松市役所 エントランスホール
4 輪島市 ・清水正明・原爆絵画展 震災以前は清水正明氏の絵画展を開催していたが、展示していた施設の被災により使用不能(現在解体中)であり、他の施設においても被災やスペースの問題から展示は難しい状況である。今後、新たな施設整備等に合わせて展示を検討したい。
5 珠洲市
6 加賀市 ・原爆写真パネル展 8月3日~20日 加賀市市民会館 1階ロビー
・平和のための戦争展 8月1日~15日 加賀市立中央図書館1階
7 羽咋市 ・原爆と人間展 8月6日~11日 コスモアイル羽咋・通路
8 かほく市 ・原爆と人間展 7月22日~8月5日 うみっこらんど七塚・海と渚の博物館
9 白山市 ・原爆と人間展 7月24日~8月9日 白山市鶴来総合文化会館・クレイン
・原爆と人間展 7月31日~8月5日 白山市市民工房・うるわし
10 能美市 ・原爆と人間展 8月6日~15日 能美市立寺井図書館
11 野々市市 ・原爆写真パネル展 8月13日~19日 学びの社ののいちカレード
12 川北町 ・原爆と人間展
13 津幡町 ・原爆写真パネル展 8月3日~14日 津幡町役場 1階町民プラザ
14 内灘町 ・原爆写真パネル展 8月7日~13日 内灘町役場 1階ロビー
15 志賀町 ・原爆写真パネル展 8月4日~14日 志賀町役場 1階ロビー
16 宝達志水町 ・原爆写真パネル展 8月3日~18日 宝達志水町役場 1階ロビー
17 中能登町 ・戦争の記憶   パネル展 8月11日~18日 ラピア鹿島コンコース
18 穴水町 ・原爆写真パネル展 8月3日~14日 穴水町役場1階ロビー
19 能登町 ・原爆写真パネル展 8月6日~14日 能登町役場2階町民ギャラリー
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         2026年7月28日 非核の政府を求める石川の会・作成

非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第336号(2026年7月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
●サイドメニューの「非核・いしかわ」紹介をクリックすると、A4判にリニューアルした第150号(2011年1月20日付)以降のバックナンバーをすべて閲覧できます。
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2026年 原水爆禁止国民平和大行進(富山-広島コース)・写真特集

  6月6日富山県から引継ぎ、22日に福井県に引継ぐまで、石川県内すべての自治体を行進しました。今年の各市町庁舎前での出発式や到着歓迎式では、行進参加者・責任者からその市町の「非核・平和宣言文」を読み上げて、その目的に沿って平和行進を続行けていることを話して市町職員の皆さんにも共感を得たようです。

県内行進に参加した日の写真特集をホームページにアップします。(撮影 非核・いしかわ編集部)

 

 

非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第335号(2026年6月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
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非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第334号(2026年5月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
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非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第333号(2026年4月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
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非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第332号(2026年3月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
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【年頭所感】

新憲法公布80周年、前文を読みましょう

代表世話人 井上英夫

 あけましておめでとうございます。今年こそ、よい年になりますように、と願っているのですが、年明けから、国内外ともに不穏な状況ですね。

7日から8日と門前、穴水の被災地に行きました。能登半島地震から2年、復旧・復興は遅々として進んでいません。能登の人たちは必死に頑張っています。しかし、もっとも頑張るべき国、県の姿はほとんど見えず、人々の将来への不安は増大しているように感じました。

 住み続ける権利の保障による人間の復興とはほど遠く、国・県は人権の保障ではなく、公助すなわち援助・応援という寄り添い政策に終始し、被災者、能登の人々に自助・頑張り共助・助けあいを強いています。過疎化、高齢化、少子化を一層進め、集約化、集中化により能登を住み続けられなくする。地域崩壊・棄民政策というべきです。他方で、大軍拡をすすめ平和主義・非核三原則、基本的人権の保障、国民主権・民主主義という憲法の3本柱をも放棄しようとしています。内外の危機的状況下、能登そして日本、世界にとって、憲法とりわけ平和的生存権を基礎とした住み続ける権利の確立こそ喫緊の課題です。私達、非核の政府を求める会の存在意義・活動の必要性はますます高まっています。

年頭にあたり、憲法前文をじっくり読んでみましょう。わずか690語です。新憲法は、第二次大戦敗戦直後の1946年11月3日に公布され80年になります。日本、世界の人々の戦争への反省と平和への希求を反映し、世界最先端の憲法でした。古くなるどころか、今、私たちがなすべきこと、日本と世界の進むべき方向とくに平和的生存権の保障、を示しています。

 

日本国憲法 前文

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

  そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、 普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 

 第一段落では、①国民主権議会制民主主義体制、②今に生きる私たちだけでなく子孫のために、③諸国民との協和による成果と、自由のもたらす恵沢すなわち平和と基本的人権の保障、④政府の行為によって再び戦争が起らないよう、にすることへの決意を述べます。戦争は、決して国民の望むものでなく政府の行為によって起こるという認識が大事ですね。

第二段落は、人類普遍の原理として国の政治体制の基本を示しています。立憲主義の表明といってよいでしょう。

①国政は、主権者国民によって信託された代表者によって行われる。

②国政の権利(権限)行使も国民の主権を代行するものです。国会議員や行政官僚、裁判官が、国民に優位するという考えは全く間違っています。国政の「権利」は、主権者国民の権利と違い制限付きの「権限」にとどまります。むしろ国政の横暴、すなわち主権者たる国民の人権侵害・剥奪に歯止めをかけるもので、立憲体制の意味はこの点にあります。

③したがって、この人類普遍の原理に反する、憲法、法令、詔勅等は排除され無効となります。基本的人権を侵害し、剥奪するような「憲法改悪」は許されません。

第三段落は、平和的生存権の保障です。

第一に、日本国民に、恒久平和と人間相互の関係を支配する崇高な理想を自覚することを求めています。

第二に、私達の安全と生存を保持する大前提は、平和を愛する諸国民の公正と信義に依頼することである、ということです。第一段落でも、諸国民との協和が述べられています。

 第三に、平和的生存権です。全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を保障しています。

ここで、恐怖fearとは戦争やテロ、暴力で、欠乏wantとは飢餓や貧困です。平和的生存権は、単なる宣言ではなく、戦争と軍備を放棄した憲法9条に、そして欠乏からの自由は、主として健康で文化的な権利を保障した憲法25条に結実しているわけです。その意味で憲法9条と25条は一体であり、さらに平和的生存権は、現在では、裁判所によってすべての人権の基底的権利であり国民の具体的権利とされています。

第四段落は、一国平和主義でなく全世界の人々を視野に入れています

第一に、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない

第二に、前文に述べられている政治道徳の法則は、普遍的であり、この法則に従うことこそ、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務である、と宣言しています。

現状をみるとあまりに、崇高かつ理想主義的といえるかもしれません。しかし、この方向を貫くことこそ、日本が、国際社会において名誉ある地位を占めることになるのではないでしょうか。トランプ、プーチン、習近平そしてネタニヤフ等現在の独裁者に、鉄槌を下せと言っているわけです。

 最後に、私たち国民の、国家の名誉にかけ、全力をあげて崇高な理想と目的を達成するという誓い、を掲げています。

人権のためのたたかいへ

 憲法97条は、憲法の保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であると明言し、さらに憲法12条は、憲法・人権の保持のための不断の努力を国民に求めています。

前文は2012年の自民党憲法改正草案では全面書き換えで平和的生存権削除です。また、憲法97条は全面削除です。為政者・権力者にとって人々の人権のためのたたかいがもっとも怖いわけでしょう。

80年後の今こそ、憲法前文の掲げた誓いを果たすため、平和憲法を守り発展させる人権・非核のためのたたかいに立ち上がるべき時だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【年頭所感】

奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし

代表世話人 五十嵐正博

日に日に世界が悪くなる

NHKの「朝ドラ」主題歌に耳を傾けたことがかつてあったでしょうか。「毎日難儀なことばかり」、はたまた「日に日に世界が悪くなる」、「そうだよな!」とうなずく毎朝です。国際法などどこ吹く風、「威嚇」をちらつかせ、「武力行使」をものともせず、「皆殺し」(ジェノサイド)を「したり顔」(あの「作り笑い」もその同類異種か)で吹聴する指導者たち、「傍若無人」「やりたい放題」、「狂気」が世界に渦巻いています。

この「狂気」は、「奢れるもの」(「悪魔」「独裁者」といってもいい)の断末魔、「帝国」が崩れ落ちる叫びのように聞こえます。「奢れるもの」には、「いのち」の尊重をものともしないという共通点があります。米国は、反米と見なす指導者の殺害、拉致、あるいは失脚させる多数の「政権交代作戦」を実行してきました。ベネズエラを「武力攻撃」し、大統領を「拉致」するという「狂気」は、今に始まったことではありません。

米国は、「ドンロー主義」にやがて「東半球」まで射程に入れ、日本で米軍基地の撤退を迫る指導者が現れたら「拉致」し、米国で裁判にかけるのでしょうか。反米政策をとる各国の指導者は「眠れぬ夜」を過ごしているでしょう。

生物は「大量絶滅と大繁栄」を繰り返しながら「進化」を遂げてきたといわれます。折しも、国立科学博物館では「それでも進化は続く」との楽観論を述べつつ、「生命が誕生してから40億年」「様々な角度から5回の大量絶滅の謎」に迫る「大絶滅展」が開催されています。今や、第六次大絶滅期に入ったという説もあるそうです。従来の大量絶滅が、大規模な火山の噴火や隕石の衝突といった環境の激変によるものだったのに対し、現在起こりつつある第六次大量絶滅は、人類の存在に起因するものだとの説に納得します。田中熙巳さんは、ノーベル平和賞受賞演説で「人類が核兵器で自滅することのないように」と訴えました。核兵器、原発の存在、地球環境危機がもたらしうる「大絶滅」は、まさに「ヒト」の存在に起因します。

「平和四原則」:全面講和・中立・軍事基地反対・再軍備反対

さて、古い話で恐縮ですが、いまから76年前に発表された「講和問題についての平和問題談話会声明」を紹介しましょう。「声明」は「日本が平和国家としてのあるべき姿」を描いており、今に通ずる提言です。

1945年8月14日、日本は「ポツダム宣言」を受諾、同宣言12項は、日本国国民が自由に表明する意思に従って平和的傾向を有し、かつ責任ある政府が樹立されれば、「連合国の占領軍は、直ちに日本国より撤収される」と規定していました。しかし、「占領軍」は直ちに撤退するどころか、1951年、講和条約と同時に署名された「(旧)日米安保条約」により「米国軍隊」に置き換えられました。1946年11月3日、「日本国憲法」が公布、1949年10月1日には、中華人民共和国建国宣言がなされ、1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発、1951年9月18日、「日本との平和条約」が連合国諸国と日本との間で署名、という道筋をたどります。

講和条約締結に当たっては、国内で「全面講和か単独講和」かの活発な議論が行われていました。「講和問題についての平和問題談話会声明」が発表されたのは1950年1月15日(『世界』1950年3月号)、朝鮮戦争勃発前です。「談話会」は、『世界』初代編集長、吉野源三郎氏が、ユネスコから出された声明に示唆をえて、東京、関西在住の学者を中心に組織した会でした。私が幸運にも謦咳(けいがい)に接することのできた田畑茂二郎先生もそのメンバーでした。

「声明」は、講和問題の処理は、「日本の運命を最後的に決定するであろう」との痛切な思いを述べます。「懇話会」は討論の前提として、「第一は、われわれの憲法に示されている平和的精神に則って世界平和に寄与するという神聖なる義務」を、「第二は、日本が一刻も早く経済的自立を達成して、徒らに外国の負担たる地位を脱せんとする願望」を指摘し、具体的に以下の四点に言及します。

第一に、「経済的自立」は「全面講和の確立を通じてのみ充たされる」のであり、単独講和は、日本と中国その他の諸国との関係を切断する結果となり、自ら日本の経済を特定国家への依存及び隷属の地位に立たせることになる。

第二に、日本国憲法の平和的精神を忠実に守る限り、「二つの世界の調和を図るという積極的態度」で講和の問題に当たることが要求され、「単独講和はわれわれを相対する二つ陣営の一方に投じ、それとの結合を強める反面、他方との間に、単に依然たる戦争状態を残すにとどまらず、さらにこれらとの間に不幸なる敵対関係を生み出し、総じて世界的対立を激化」させる。

第三に、「講和後の保障」については、あくまで「中立不可侵を希い、併せて国際連合への加入」を望む。「単独講和または事実上の単独講和状態に付随して生ずべき特定国家との軍事協定、特定国家のための軍事基地の提供の如きは、その名目が何であるにせよ、わが憲法の前文及び第九条に反し、日本及び世界の破滅に力を藉(か)すものであって、われわれは到底これを承諾することはできない。日本の運命は、日本が平和の精神に徴しつつ、而も毅然として自主独立の道を進む時のみ開かれる。」(ゴチック対は筆者)

第四に、「理由の如何によらず、如何なる国に対しても軍事基地を与えることには、絶対に反対する。」

「奢れる人は久しからず」

日本の歴代政権は、「日米同盟」が未来永劫不変であると信じているようです。日米同盟はいつまで「深化・強化」し続けるのでしょうか。いずれ「米中同盟」が画策され、日本が米中の「仮想敵国」となる日がくるかもしれない、いや、日本はその頃は自滅して歯牙にもかけられていないかもしれない。米中が「わが物顔」していた時代も終わっているかもしれません。

世界史は、「合従連衡」が繰り返され、いかなる「帝国」も永続したためしはないと教えてくれています。「合従連衡」の、何よりも「戦争」の愚を繰り返さないためには、すべての「軍事同盟」を、なによりも各国の「軍隊」を解体しなければなりません。世界中が「戦争・軍拡カルト」に洗脳され、世界各地で「公然と」国際法無視の武力行使が行われている現在、「日本国憲法前文及び第九条」を世界に向けて広めなければならないと強く思います。「講和問題についての平和問題談話会声明」で述べられた諸提言は今もわたしたちが追及すべき「道しるべ」です。

 

 

 

 

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2025年度(令和7年度)平和事業に関する自治体アンケート・集計報告
自治体名 (1)非核・平和事業の計画 2025年「戦後・被爆80年」の取り組み
0 石川県 ・原爆写真パネル展の会場提供(8月1日~15日、石川県庁19階展望ロビー/住民団体主催)
・平和行進への対応/予定なし
・予定なし
1 金沢市 ・原爆写真パネル展(7月30日~8月18日)、①金沢市役所第二庁舎1階エントランス②金沢市立泉野図書館/自治体主催
・平和行進への対応/市長メッセージを送付
・戦後80年及び「平和都市宣言」40周年の節目の年に当たり、世界の恒久平和の実現に向けた思いを新たにするため、広島市、金沢市遺族会連合会との共催で「ヒロシマ原爆・平和展」を開催します。
(期間)8月7日(木)~8月15日(金)10:00~19:00(最終日は14:00で終了)
(場所)金沢駅もてなしドーム 地下イベント広場
2 七尾市 ・平和展(8月8日~14日、のと里山里海ミュージアム/自治体主催)
・平和行進への対応/ペットボトル募金の設置、日本政府に核兵器禁止条約の署名。批准を求める署名の協力、市長メッセージ
・平和展の開催予定
・被爆体験記・朗読会の開催予定
3 小松市 ・原爆写真パネル展(8月4日~6日、小松市役所エントランスホール/住民団体主催)
・平和行進への対応/協力金、唯一の戦争被爆国日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名、ペットボトル署名、市長メッセージ、懸垂幕
・小松市戦没者慰霊式(令和7年6月7日)
4 輪島市 ・例年実施している原爆絵画展は、施設の被害により実施不可
・平和行進への対応/市長及び議長のペナントをお渡しするとともに、市長メッセージを読み上げている。
・特になし
5 珠洲市 ・原爆写真パネル展/開催計画なし
・平和行進への対応/なし
・なし
6 加賀市 ・原爆写真パネル展(8月1日~20日、加賀市民会館/自治体主体)
・平和行進への対応/予定なし
・予定なし
7 羽咋市 ・「原爆写真パネル展」(8月6日~11日、コスモアイル羽咋/住民団体主催)
・平和行進への対応/市長メッセージ
・未定
8 かほく市 ・原爆と人間展(9月17日~10月1日、市の公共施設/住民団体主催)
・平和行進への対応/特になし
・特になし
9 白山市 ・原爆写真パネル展/7月25日~8月11日、白山市鶴来総合文化会館クレイン 8月1日~6日、白山市市民工房うるわし/市民団体主催(市・教育委員会後援)
・平和行進への対応/庁舎前にて出発式を実施、市長メッセージを読み上げ、署名と募金を手渡ししている。
・若い世代の平和維持の意識向上を目的に、学校での平和教育の取り組みの充実を図るため、被ばく体験者の話を基にした教材(動画)を作成し、道徳などの授業でオンデマンド配信により活用する。また、市内中学校で原爆パネルを巡回展示する。(動画)を作成し、道徳などの授業でオンデマンド配信により活用する。
10 能美市 ・原爆写真パネル展/8月6日~16日、能美市立寺井図書館/住民団体主催) 
・平和行進への対応/庁舎において来庁式を実施
・なし
11 野々市市 ・原爆写真パネル展(8月15日~21日、学びの社ののいちカレード/自治体主催)
・平和行進への対応/事前に署名及び募金を集めております。また、野々市市を通られた際には、市長および議長が参列し、平和へのメッセージを読み上げ、署名および募金をお渡ししています。
・戦争を経験した方が年々減少していることから、平和の旅及び原爆パネル展の内容を充実させ、新たな世代へ語り継げる人材の育成により一層尽力いたします。
12 川北町 ・原爆写真パネル展の予定はありませんが、町のイベント等で展示できないか検討します。
・平和行進への対応/特にありません
・特にありません
13 津幡町 ・原爆写真パネル展(8月1日~15日、津幡町役場庁舎内/自治体主催)
・平和行進への対応/津幡町役場庁舎内にて到着式を行う
・特になし
14 内灘町 ・原爆写真パネル展(8月5日~12日、内灘町役場1階ロビー/自治体主体) ・特になし
15 志賀町 ・原爆写真パネル展(8月4日~15日、志賀町文化ホール/自治体主催)
・平和行進への対応/特になし 
・特になし
16 宝達志水町 ・原爆写真パネル展(8月4日~18日、宝達志水町役場庁舎ロビー/自治体主催)
・平和行進への対応/特になし 
・特になし
17 中能登町 ・原爆写真パネル展(8月5日~17日、ラピア鹿島/自治体主催)
・平和行進への対応/町長メッセージ送付、町長・議長・教育長のペナントの寄贈
・未定
18 穴水町 ・原爆写真パネル展(8月4日~15日、穴水町役場1階ロビー/自治体主催)
・平和行進への対応/受け入れ式の実施・募金、署名活動
・特になし
19 能登町 ・原爆写真パネル展(8月6日~16日予定、会場・検討中/自治体主催)
・平和行進への対応/町内において実施ている住民団体は把握していない
・現在予定なし
自治体名 (2)子どもたちへの平和教育施策 (3)非核平和宣言の周知方法(掲示場所・掲示開始年)
0 石川県 ・各小中高等学校では、学習指導要領に基づき、社会科や公民科等で平和教育を実施 ・掲示していない
1 金沢市 ・8月6日及び9日は、多くの尊い命の犠牲の上に現在の平和があることに思いを巡らせる大切な日であり、各市立学校には、校長会議や学校訪問等の場を通して、児童生徒が歴史を学び、平和の尊さについて考える機会を適切に設けてほしいと依頼している。 ・「平和都市宣言」碑(姉妹都市公園)
1995年8月1日
2 七尾市 ・平和展に展示する作品の作成
・被爆体験記・朗読会の開催予定
・「平和都市宣言」記念碑(市役所本庁舎正面玄関)、2007年設置
3 小松市 ・中学校7校が5月に広島県へ修学旅行 ・懸垂幕(市庁舎正面)2010年以降は掲示しているこうおは確認できたが、それ以前は資料が残っていないので不明
4 輪島市 ・8月の全校登校日に合わせて平和学習(戦争の惨禍や核兵器の脅威、命の尊さ、世界平和)を実施している ・掲示していない
5 珠洲市 ・教科等における平和に関する内容の際に学習を行う
・夏季休業中の登校日時の際に平和に関する学習を行う
・人権教育と関連付けながら学習を行う
・掲示していない
6 加賀市 ・夏休み登校日に平和集会や平和に関する教育を各校・各学級で実施 ・掲示していない
7 羽咋市 ・未定 ・掲示していない
8 かほく市 ・戦争平和に関する図書コーナーの設置 ・掲示していない
9 白山市 ・学校図書室での平和に関する本の展示、夏休みに平和集会を開催、被爆経験者による講演、原爆に関するパネルの巡回展 ・「平和宣言都市」宣言塔(本庁舎、宮丸交差点、JR美川駅、鶴来支所)
10 能美市 ・例年、市内小学校で平和学習の授業を実施 ・「非核平和宣言都市 能美市」懸垂幕(市役所本庁舎)、2019年
11 野々市市 ・平和の旅
・夏休み中の全校登校日に平和集会を開催
・各学級での平和学習
・図書委員会・掲示委員会における啓発活動
・「平和都市宣言のまち」標柱
(庁舎前駐車場)、2014年
12 川北町 ・町内すべての学校で8月6日を全校登校日として平和について考える
・中学校の広島への修学旅行(平和記念資料館見学)
・「平和都市宣言の町」懸垂幕
(川北町文化センター前)、2022年
13 津幡町 ・夏休み中の8月6日から9日の全校登校日、または学年登校日に集会で平和教育を実施する ・「平和都市宣言の町」標柱
(役場前)、1992年設置ー2021年改修
14 内灘町 ・町立小中学校の全校集会において、平和教育を実施予定
・町立小中学校の学校図書館に、平和に関する図書コーナーを設置予定
・「非核平和都市宣言の町」宣言塔
(役場庁舎横:2003年、保健センター前:1992年)
・平和宣言塔(泉源公園/歴史民俗資料館横)1996年
15 志賀町 8月の全校登校日に平和に関する学習
小学校:遺族会による講話、絵本読み聞かせ、動画視聴
中学校:戦争を平和をテーマにした作文
・「非核宣言の町」宣言塔(役場駐車場)、2006年
16 宝達志水町 ・夏休み中の登校日の集会時に先生から平和についての講話を実施 ・掲示していない
17 中能登町 ・夏休みの平和集会(1中学稿:約410人、3小学校:約710人) ・「非核・平和宣言の町」標柱
(中能登町役場総務庁舎)2015年
・記念植樹ハナミズキ
(中能登町役場総務庁舎)2015年
18 穴水町 ・国語や道徳の授業を通して実施している ・掲示していない
19 能登町 ・8月6日の登校日に各学校において非核についての講話を予定 ・掲示していない
                  2025年7月14日 非核の政府を求める石川の会

 

2025年7月20日

石川県内各自治体総務課 御中

(非核平和施策担当課)

非核の政府を求める石川の会

2025年度平和事業に関する自治体アンケートの集計結果    送付にあたって

 6月3日に県内各自治体に依頼した「2025年度平和事業に関する自治体アンケート」の集計結果をお送りします。2012年度から開始した自治体アンケートは、コロナ禍で中止した2020年度を除き、今回で13回目になります。今年のアンケート調査は、依頼状の送付、回答書の受取りを各自治体総務担当課とのメール交信により実施しました。アンケートにご協力いただいた担当課の皆様に感謝申し上げます。

 「戦後・被爆80年」、今年の平和事業アンケートは、次の4項目についてお尋ねしました。

  • 非核・平和事業の計画(原爆写真パネル展の開催、平和行進への対応)
  • 「戦後・被爆80年」の独自施策
  • 子どもたちへの平和教育施策
  • 非核平和宣言の周知方法(掲示場所・掲示開始年)

 アンケート集約結果と当会のコメントは、以下の通りです。

自治体主催で「原爆写真パネル展」を開催しているのは

 「原爆写真パネル展」を自治体主催で開催しているのは、金沢市、七尾市、加賀市、野々市市、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、穴水町、中能登町、能登町の11自治体です。この外、輪島市では2023年まで清水正明医師の「原爆被爆絵画展」を開催していましたが、能登半島地震により展示施設の被害のため2年連続実施不可になっています。石川県、小松市、羽咋市、かほく市、白山市、能美市の6自治体は、住民団体主催の「原爆と人間」パネル展に公共施設を提供しています。

 核兵器の非人道性、被爆の実相を次の世代に伝えるため、「戦後・被爆80年」の今年、県内全ての自治体で「原爆写真パネル展」の開催を要望してきましたが、残念ですが、珠洲市と川北町(検討中)の2自治体では開催計画はありません。

「戦後・被爆80年」の独自施策で特筆できる自治体は

 今年のアンケート回答で特筆できるのは金沢市、白山市、野々市市の3自治体です。各自治体の回答内容(原文)を紹介します。

【金沢市】戦後80年及び「平和都市宣言」40周年の節目の年に当たり、世界の恒久平和の実現に向けた思いを新たにするため、広島市、金沢市遺族会連合会との共催で「ヒロシマ原爆・平和展」を開催します。

(期間)8月7日(木)~8月15日(金)10:00~19:00(最終日は14:00で終了)

(場所)金沢駅もてなしドーム 地下イベント広場 

【白山市】若い世代の平和維持の意識向上を目的に、学校での平和教育の取り組みの充実を図るため、被ばく体験者の話を基にした教材(動画)を作成し、道徳などの授業でオンデマンド配信により活用する。また、市内中学校で原爆パネルを巡回展示する。(動画)を作成し、道徳などの授業でオンデマンド配信により活用する。

【野々市市】戦争を経験した方が年々減少していることから、「平和の旅」及び原爆パネル展の内容を充実させ、新たな世代へ語り継げる人材の育成により一層尽力いたします。

 なお、上記以外の自治体は殆どが「予定なし」「特になし」であり、大変残念な回答が並びました。改めて非核平和施策担当課の果たす役割について問いたいと思います。

 中学生の広島への修学旅行、夏休中の登校日の平和集会は

 例年、七尾市、小松市、加賀市、白山市、能美市、川北町、中能登町の7市町では、平和学習等を目的とした中学生の広島への修学旅行(平和記念資料館見学)、野々市市は「平和の旅」(毎年8月5日、6日、広島市平和記念式典に中学校生徒会代表10数人の派遣事業)を実施していましたが、コロナ禍でこの数年間は中止になっています。今年は、小松市と川北町が中学生の広島への修学旅行と野々市市の「平和の旅」が計画されています。コロナの収束により、他市町でも復活できることを願っています。

 夏休み中の登校日に平和集会や平和に関する教育を各校・各学級で創意工夫して計画されています。平和教育施策として、平和展において展示する作品の作成、被爆体験記・朗読会、平和学習を人権教育と関連付けながら行う、被爆経験者による講演、原爆に関するパネルの巡回展、戦争平和に関する図書コーナーの設置、図書委員会・掲示委員会による啓発活動、遺族会による講話、絵本読み聞かせ、動画視聴、戦争平和をテーマにした作文など多彩な報告がありました。

 非核平和宣言の周知方法

 県内では全自治体が「非核・平和都市宣言」を決議しており、また都市の連帯を通じて核兵器のない平和な世界の実現をめざす「平和首長会議」に全市町が加盟しています。当会ではこの非核平和宣言を住民に周知するため、標柱や懸垂幕の設置を要望しており、これまで節目の年には記念事業や予算措置が採りやすいためか新たに設置した自治体がありました。しかし、今年のアンケート回答で標柱や懸垂幕を掲示しているのは、金沢市、七尾市、小松市、白山市、能美市、野々市市、川北町、津幡町、内灘町、志賀町、中能登町の11自治体に留まり、新たな設置はありませんでした。

 県内の〝非核・平和の自治体づくり〟の指標として、標柱や懸垂幕の設置自治体が増えることを念願しております。

<追記>

今回の平和事業に関する自治体アンケート集計結果を非核の政府を求める石川の会ホームページ(https://hikakuishikawa.com/)に掲載しました。ご活用いただければ幸いです。

 当会では非核・平和自治体づくりのため、各自治体への取材・懇談、調査活動を継続していきますのでご協力をお願い致します。

 非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第324号(2025年7月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
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