2015年度平和事業アンケート&平和行進 エピローグ

 今年の「平和事業に関する自治体アンケート結果」で特筆されるのは、中能登町が被爆70年祈念事業として県木アテを使った宣言塔「非核・平和宣言の町」を新設することと白山市が平和首長会議に加盟し、長崎原爆資料館から被災資料を借りて「長崎 戦争・原爆被災展」を開催することです。

 筆者は2年前に原水爆禁止国民平和大行進の〝県内通し行進〟を体験しました。今年も「平和事業アンケート結果」を各自治体総務課長等に直接手渡すことも含めて、6月7日輪島市役所から24日加賀市役所~福井県境・吉崎までの平和行進にほゞ毎日参加しました。

 中能登町の到着歓迎集会では、杉本栄蔵町長から激励挨拶とともに行進団が到着した日に非核宣言塔が設置され、町長、議長とともに行進団責任者がハナミズキの記念植樹の鍬入れを行いました。また白山市の出発集会では、「長崎 戦争・原爆被災展」の案内チラシも提供いただきました。

 このような平和行進の参加報告を毎日HP(http://hikakuishikawa.com/)に投稿したことにより、各自治体の対応や県内行進の様子がリアルにわかるとHPへのアクセス件数が急増し、会の存在と活動を大きくアピールできました。(か)

(注)本稿は非核石川の会会報「非核・いしかわ」204号(2015年7月20日付)のコラム「花鳥風月」の原稿です。

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