2023年 7月

2023年度平和事業に関する自治体アンケート・集計結果

   非核の政府を求める石川の会が今年5月に実施した自治体アンケートでは、「原爆写真パネル展」の開催日程が未定のところが多かったため、7月半ばに各自治体総務課に再度照会しました。この結果、県内では自治体主催で12か所、市民団体主催で7か所、計17自治体で「原爆写真パネル展」を計画していることがわかりました(金沢市と加賀市では自治体、市民団体双方が開催)。未開催は珠洲市、川北町、中能登町の3自治体です。

 今年の質問項目は① 平和事業計画、②子どもたちへの平和教育施策、③非核平和宣言の周知方法・掲示場所・掲示開始年、④日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める自治体意見書です。

 自治体アンケートの集計結果を報告します。  印刷用PDF:49KB

 会報「非核・いしかわ」第300号記念 

『会員エッセー&コラム』(第3集)発行に寄せて 

編集長  中村昭一

 

 このたび、会報「非核・いしかわ」第300号を記念して、『会員エッセー&コラム』(第3集)が発行されることになりました。2019年6月(第251号)から2023年7月(第300号)までの会報に掲載された〝会員リレーエッセー〟計104四編、〝コラム『花鳥風月』〟計50編、当会の井上英夫・五十嵐正博両代表世話人の論稿を17編が収録されています。

 言うまでもなく、書くことは言葉と文字を持つ人間だけの表現行為です。そしてそれは、何らかの表現欲求を満たして自己救済に至る場合もあれば、逆に、生みの苦しみや心をさらけ出すことなどによる、自分自身に「傷」をつける行為になる場合もあります。

 しかし人間は、何も表現せずに前へ進むことはできません。書くために汗を流し、物事の本質に少しでも近づき、それによって自らを救う存在、といえるのではないでしょうか。『文は人なり』という言葉がありますが、まさにその通りで、それによって人は自らを表現し、自らを省み、自らを磨きつづける存在、といえるのではないでしょうか。

 毎月、会報作成に従事して感ずることは、編集委員の一方的な押し付けばかりではなく、会員各位と響き合う会報にしたいという思いです。輪番であれエッセーの掲載が、知己に関わらず、心かよう交流の契機となれば、それに勝る喜びはありません。

 完成したこの冊子は、会員各位の汗の結晶であり、知人や家族への配布で、その思いの一端を周りに伝え得るものです。どうか有用にご利用いただき、併せて〝非核をめざすたたかい〟を引き続き共にしていただきますようお願いして、発行にあたっての言葉とさせていただきます。

非核の政府を求める石川の会は、会報「非核・いしかわ」第300号(2023年7月20日付)を発行しました。サイドメニューの会報「非核・いしかわ」、「絵手紙」も最新情報を追加しました。
●サイドメニューの「非核・いしかわ」紹介をクリックすると、A4判にリニューアルした第150号(2011年1月20日付)以降のバックナンバーをすべて閲覧できます。
●サイドメニューの「絵手紙」をクリックすると、第159号(2011年10月20日付)から掲載している金沢医療生活協同組合・絵手紙班の作品をすべて閲覧できます。

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