自治体情報

 6月10日~24日、原水爆禁止国民平和大行進に参加して県内全市町を訪問し、各自治体における「原爆と人間展」の開催計画と「ヒバクシャ国際署名」の取り組みにつき、改めて集計しました。

 その後、「ヒバクシャ国際署名」に賛同いただいた首長・議長に追加訂正がありましたので再度掲載します。

 

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 6月10日~24日、原水爆禁止国民平和大行進に参加して県内全市町を訪問し、各自治体における「原爆と人間展」の開催計画と「ヒバクシャ国際署名」の取り組みにつき、改めて集計しました。

 各自治体における「ヒバクシャ国際署名」は2,445筆寄せられました。

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2018年5月25日

石川県内各自治体総務課 御中

(非核平和施策担当課)

非核の政府を求める石川の会

 

2018年度平和事業に関する自治体アンケートの集約結果  送付にあたって

 2012年度から7年連続実施となる「平和事業に関する自治体アンケート」の集約結果がまとまりましたのでお送りします(別紙参照)。アンケートにご協力いただいた各自治体総務課の皆様に感謝申し上げます。

 今年の平和事業アンケートは、次の4項目についてお尋ねしました。

  1. 住民対象の平和事業
  2. 小中学校における平和教育
  3. 原爆被害の実態等に関するパネル展
  4. 「ヒバクシャ国際署名」の取り組み

アンケート集約結果とコメントは、以下の通りです。

 広島への中学校の修学旅行、夏休みの全校登校日に平和集会を実施している

 自治体は?

 「小中学校における平和教育」として、広島への中学生の修学旅行を実施しているのは、七尾市、小松市、加賀市、白山市、能美市、川北町、中能登町の7市町です。珠洲市の小中学校の修学旅行では第五福竜丸展示館を見学しています。この外、野々市市では毎年8月5日、6日、「平和の旅」として広島市の平和記念式典に中学校生徒会代表10数人を派遣しています。

 夏休みの全校登校日に平和集会を開催しているのは、七尾市、輪島市、珠洲市、加賀市、かほく市、白山市、能美市、野々市市、川北町、津幡町、内灘町、志賀町、宝達志水町、中能登町、能登町の15市町です。

 平和教育は、戦争体験者の聞き取り、戦争をテーマにした絵本の読み聞かせ、VTRや映像の視聴、広島への修学旅行で学習したことを文化祭等で発表、平和に関する講話、紙芝居、俳句づくり、戦争平和に関する図書コーナーの設置、図書委員会・掲示委員会における啓発活動など多様な方法で行われています。

 今回のアンケート調査をご活用いただき、県内すべての自治体の学校教育において平和学習が行われることを要望します。また石川県原爆被災者友の会制作のDVD『この空を見上げて~石川・被爆者たちの証言』の視聴も期待しています。

 

「原爆写真パネル展」を自治体主催で開催しているところは?

 「原爆写真パネル展」は、昨年より新たに3自治体(羽咋市、穴水町、能登町)増えて12市町が計画しています。新たに3自治体増えたのは、6月10日~24日に予定している原水爆禁止国民平和大行進への協力要請のため、本会も参加している平和行進石川県実行委員会が5月中旬に、全ての自治体を訪問し、「原爆と人間展」パネルの寄贈又は貸し出しを提案し、了解を得たものです。

 この外、石川県、小松市、かほく市、白山市、能美市の5自治体では、毎年住民団体が主催する「原爆と人間展」に公共施設を提供しています。

 核兵器の非人道性、被爆の実相を次の世代に伝えるため、県内すべての自治体で「原爆写真パネル展」が開催されるよう働きかけていきます。

 

 県内における「ヒバクシャ国際署名」の取り組み

 ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(略称:「ヒバクシャ国際署名」)は、核兵器廃絶を願うすべての国民の声を結集できる署名キャンペーンです。

 今回の自治体アンケートでは、(未定、記載なし)の回答が多数ありましたが、平和行進石川県実行委員会が5月中旬に全ての自治体を訪問し、協力要請しましたので、昨年同様に(6月の平和行進訪問日に受理した署名数)を記載して最終集約とします。アンケートの最終集約は6月下旬に改めてお届けします。

 2017年7月に国連会議で核兵器禁止条約が採択され、国際政治に新たな変化が生まれています。当面の焦点は同条約の発効です。被爆国日本の政府に核兵器禁止条約に署名・批准することを求める「ヒバクシャ国際署名」へのご協力を重ねてお願い致します。

以上 

 <追記>

 今回の平和事業に関する自治体アンケート集約結果を非核の政府を求める石川の会ホームページ(http://hikakuishikawa.com/)に掲載しました。ご活用いただければ幸いです。

  当会では非核・平和行政の充実をもとめて、今後も県内各自治体担当課への取材・懇談や調査活動を継続していきますのでご協力をお願い致します。                                  

(事務局)〒920-0848 金沢市京町28番8号 石川民医連労働組合気付

 電話:076-251-0014   FAX:076-251-3930

 非核の政府を求める石川の会(担当者 神田)

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2018年4月20日

県内各自治体首長 様

「平和事業に関する自治体アンケート」のお願い                                         

      非核の政府を求める石川の会

代表世話人 井上 英夫

代表世話人 五十嵐正博

 

 住民の暮らしの向上、地方自治の発展のため貴職のご活躍に敬意を表します。

 非核の政府を求める会は、核兵器のない平和な世界の実現のために、日本政府が唯一の戦争被爆国であり、平和憲法をもつ国にふさわしく積極的な役割を果たすことを求めて1986年5月に設立されました。私たち非核の政府を求める石川の会(以下、非核石川の会)は1988年8月に設立されました。 

  被爆者と核廃絶を求める世界中の人々の強い願いが実を結び、昨年7 月に核兵器禁止条約が制定されました。さらに、この条約制定まで主導的役割を果たしてきた核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が2017 年のノーベル平和賞を受賞しました。

 ICANの受賞理由は、「核兵器の使用が人道上、破滅的な結果をもたらすことへの関心を高め、核兵器禁止条約の制定に向けて革新的な努力を尽くしたこと」であり、核保有国とその傘下にある同盟国に対して、核兵器禁止条約への署名・批准を強く求めています。

 ICAN加盟団体である平和首長会議も、「現在の『核抑止』に依存する安全保障体制から脱却し、多様な国際社会の相互理解、相互協力を促進する方向で安全保障体制を実現する」よう国連・各国政府に要請しています。一方、平和首長会議事務局からの働きかけと私たち草の根の市民運動の広がりにより、2016年7月に県内すべての市町の平和首長会議加盟が実現しました。私たち非核石川の会では、各自治体が主体的・自主的な平和事業を拡充されることを期待して、今年も「平和事業に関する自治体アンケート」を実施します。

 つきましては、別紙の「2018年度平和事業に関するアンケート(回答書)」にご記入いただき、5月15日(火)までにご回答くださるようお願い致します。なお、総務課宛のアドレスにもこの度のアンケート依頼文及び同封資料をお送りしますので、ご回答はEメールでも結構です。                                       

(事務局)〒920-0848 金沢市京町28番8号 石川民医連労働組合気付

電話:076-251-0014   FAX 076-251-3930

非核の政府を求める石川の会(担当者 神田)

<同封資料>

① 2018年度平和事業に関する自治体アンケート(回答書)

② 2017年度平和事業に関する自治体アンケート集計結果

③ 白山市HP 平和首長会議への加盟と「ヒバクシャ国際署名」のご案内

④ 非核石川の会会報「非核・いしかわ」第237号(2018年4月20日発行)

 白山市議会は平成29年8月定例会にて「核兵器禁止条約への参加を求める意見書」を全会一致で可決しました。白山市議会HPに公開されている会議録から紹介します。

5番(山口俊哉君)

 議会議案第9号「核兵器禁止条約への参加を求める意見書」について提案理由の説明を申し上げます。
 本年7月7日、核兵器禁止条約が圧倒的多数の賛成で成立しました。広島・長崎への原爆投下から70年以上を経て、ついに核兵器を禁止する条約が成立したことは、画期的な前進であり、議長を務めたコスタリカのエレン・ホワイト氏も「広島・長崎の被爆者や核実験の被害者も重要な役割を果たした」と高く評価しています。
 一方、核保有国は条約に反対し、「核の傘」のもとにある約40カ国の政府も交渉に参加せず、唯一の戦争被爆国である日本も米国への配慮から交渉に参加しませんでした。
 確かに、核保有国の参加を得ず、条約が実効性を持つには困難が予想されますが、核兵器の非人道性を身をもって体験した日本は、核の傘のもとで条約に背を向けるべきではありません。
 よって、国におかれては、核兵器禁止条約の立場に立って粘り強く核保有国を説得する役割を果たすため、核兵器禁止条約に参加すること並びに参加するまでの間、締約国会合や再検討会にオブザーバーとして参加することを強く求めていきたく、本案を提出した次第であります。
 どうか議員各位には、適切な御決定をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

◎議長(小川義昭君)

 お諮りいたします。議会議案第9号については、事理明白につき、この際、即決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◎議長(小川義昭君)

 ご異議なしと認めます。よって、議会議案第9号は即決することに決しました。議会議案第9号を採決いたします。本案は可決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 非核の政府を求める石川の会 様

 いつもお世話になりましてありがとうございます。

 白山市の方で、ヒバクシャ国際署名に関連してささやかな出来事がありましたのでお知らせいたします。

白山市 宮岸美苗(市議)

 

白山市のHPに「ヒバクシャ国際署名」の外部リンク

 白山市のホームページ(HP)に、新たに「ヒバクシャ国際署名」の外部リンクが張られました。

 まず「総務課」をクリックし、次にコンテンツー覧の「平和首長会議への加盟とヒバクシャ国際署名のご案内」を開くと、「ヒバクシャ国際署名(外部リンク)」につながり、そこで署名もできるというものです。

 これは、市議会9月会議での私の一般質問に対して山田市長が、「外部リンクで対応したい」と答弁したことによるものです。

 私自身は、市のHPのトップページでその案内や署名も可能というものを要望していたので、これではどれだけの市民に国際署名のことが届くのか疑間ではありますが、まずは一歩前進と市を評価し、さらなる充実と平和事業の推進を求めていきたいと思っています。

 

<関連資料>

白山市議会 平成29年8月定例会議事録より抜粋(9月7日、一般質問)

15番(宮岸美苗君)

 皆さん、おはようございます。

 議会で1番の登壇と久々になりましたが、頑張って質問していきたいと思います。

 1点目は、核兵器禁止条約の採択を受けてということであります。
 1点目、被爆国として条約を批准せよとの要請をぜひ市長にしていただきたいと思います。72年前、広島、長崎に原爆が投下されて、被爆者の方々の苦難の歴史が始まりました。被爆者の平均年齢は既に81歳。72年後のことし7月7日、国連で、加盟国193カ国のうち122カ国の賛成で核兵器禁止条約が採択されました。国際法上、核兵器は違法となりました。各国が批准して、条約が発効されることを望みたいものです。絶対悪である核兵器のさらに廃絶に向けた歴史の新たな1ページとなることを切望するものです。
 残念ながら日本政府は、この会議には参加せず、しかも条約にも署名しないと言い切って、被爆者の方々を失望させております。唯一の戦争被爆国であるならば、どこよりも先に率先して批准すべきではないでしょうか。
 さて、こんな中、北朝鮮の弾道ミサイル発射、そして核実験、これは断じて許されません。国際社会が核兵器禁止を目指していこうという流れがつくられている情勢のもとで、全く逆行しており、言語道断。今、アメリカとの軍事の危険なエスカレートを見ても、核兵器による威嚇をも禁じたこの禁止条約の立場でこそ解決をと思います。
 平和首長会議に加盟している市長として、条約批准を政府に迫っていただきたいものですが、御見解をお聞かせください。
 2点目は、中学生に広島訪問をという点です。
 ことしの中学校の修学旅行では、鳥越中1校が広島を訪れたと聞いております。被爆地である広島、長崎は、石川県から遠いということもあり、また引率の関係や費用負担のこともあって、修学旅行先にはなかなかしづらい場所かもしれません。しかし、被爆の実相を知り、感じることができる貴重な場であります。
 核兵器禁止条約が成立した情勢のもと、若い人たちに、何といっても今、核なき世を求める国際的な流れがつくられていることに目を向けていただきたいと思います。核兵器禁止条約には、被爆者の方々のこれまで果たした役割も大きく評価されております。
 平和教育として、中学生の代表を広島、長崎で毎年開催されている平和記念式典などに派遣して、被爆地を訪れ、交流もするといった体験ができるような取り組みを進めていただきたいものですが、いかがでしょうか。

◎市長(山田憲昭君) 

 おはようございます。

 初めに、被爆国としての条約批准の要請についてお答えをいたします。
 6月会議の答弁でも申し上げましたとおり、核兵器の廃絶と恒久平和の実現は、唯一の被爆国である我が国はもとより、平和を求める全ての国の願いであります。
 私も、核兵器を廃絶し、平和社会の実現を目指す平和首長会議に参加している市長として、この6月にヒバクシャ国際署名に署名をいたしたところであります。
 御質問の条約の批准につきましては、国において慎重に判断されるものでありますので、今後とも国の動向を注視してまいりたいというふうに考えております。
 次に、中学生の広島訪問についてお答えをいたします。
 中学生を平和式典や核兵器禁止世界大会などに派遣することは、戦争の悲惨さと平和の尊さを若い世代に伝えるために有意義なことであるというふうに考えております。
 ただ、一方では、本市では毎年、各市立図書館で平和に関する図書展示や、市民団体と共同で原爆の悲惨さを訴えるパネル展を行っており、さらに中学生には、夏休み中の全校登校日に平和集会を開催し、平和教育を行っております。
 今後も、こうした取り組みを通じて、核兵器の恐ろしさ、命の尊さなど、平和に対する意識を高めていきたいというふうに考えております。
 以上であります。

◆15番(宮岸美苗君)

今の御答弁でありました今回、国連の交渉会議で可決、成立した核兵器禁止条約は、やはり全世界の長年の核なき世を求める運動、取り組みと、そして何よりも日本の被爆者の方々の長年の苦しみのもとでずっと取り組んできた運動に突き動かされて、今回の条約の成立に至ったという背景があるというふうに思うんです。
 今、いろんな形で国民、市民の声や運動が政府や、あるいは地方を動かして、事が大きく動くというような情勢でもありますので、ぜひ地方が国に対してしっかりものを言って、今回の場合でも発効に向けた道筋をぜひつくっていただきたいと。やはり国を動かすのは地方の声でもあるというふうに思いますので、そこはぜひ市長にはまた受けとめていただいて、ぜひ市長として声を上げていただきたい。平和首長会議の中でもそういった話もあるというふうに思いますので、ぜひそういった形で声を上げていただきたいと思います。
 それから、広島への中学生の派遣ということですけれども、私は過去に広島と、それから原爆資料館、平和記念資料館か、そこに何度も行きましたけれども、やっぱり一番鮮烈な記憶として残っているのは、修学旅行のときに行ったときでした。やはり本当に若いときにそういった現地を訪れて、そういった事実を知ってくると、間接的に知ってくるという経験は非常に大事なことだというふうに思います。
 今、図書の分野ですとか、さまざまな平和の取り組みが市でもなされておりますけれども、語り部もありますけれども、もちろんそれもしていって、並行して、やはり何とか若い中学生を派遣するような取り組みをぜひ引き続き検討していただきたいなと、ぜひ検討課題にしていただきたいということを申し上げて、次に移ります。
 

 2017年原水爆禁止国民平和大行進が「能登コース」(6月11日~16日)、「富山-広島コース」(6月17日~24日)と県内全ての市町を訪問し、庁舎前での出発式または到着歓迎式にて各自治体首長の激励挨拶やメッセージが披露されました。杉本栄蔵・中能登町長、寶達典久・宝達志水町長、粟貴章・野々市市長は直接、行進団に激励挨拶をいただきました。また平和行進と並行して行われている「反核・平和マラソン」に寄せられた平和首長会議会長(広島市長)及び日本非核宣言自治体協議会会長(長崎市長)のメッセージも6月17日、富山県からの引き継ぎ式のときに披露されました。

 今年の国民平和大行進に寄せられた県内各市長・町長からのメッセージを紹介します。

     2017年平和行進・県内各首長からのメッセージ(PDF:812KB)

 

   6月11日~24日、原水爆禁止国民平和大行進に本会事務局長が参加して県内すべての市町を訪問し、各市町における「原爆と人間展」の開催計画と「ヒバクシャ国際署名」への取り組みにつき改めて集計しました。

◎被爆の実相を伝える「原爆と人間展」を全自治体で開催することをめざしており、今年は自治体主催で10ヵ所、住民団体が主催するとき公共施設を提供する自治体が5ヵ所ありました。全自治体の開催まで残り5ヵ所になりました。

◎全世界に核兵器禁止・廃絶をよびかける「ヒバクシャ国際署名」は、県内の10人の首長、12人の議長から賛同署名をいただき、自治体職員による署名は2,323筆寄せられました。平和首長会議も賛同・協力する「ヒバクシャ国際署名」に県内すべての首長・議長に賛同いただき、自治体と共に核兵器禁止・廃絶を求める運動を推進していきたいと願っています。

2017年度平和事業アンケート集計結果(HP用)

 

   6月24日、平和行進・富山ー広島コース8日目の加賀市役所での出発式には土曜閉庁にも係らず、総務課長はじめ5人の市職員の参加がありました。総務課長から宮元陸市長のメッセージ披露、平和行進ペナント、被爆者救援・連帯募金、「ヒバクシャ国際署名」を225筆いただきました。県内行進の最終日は、福井県行進団への引継ぎがあるため、毎年必ず参加する方もあります。24人の行進参加者が加賀市役所を出発し、福井県吉崎まで歩きました。

 加賀市では8月上旬に加賀市民会館1階ロビーにて市所有のパネルによる「原爆と人間展」を開催します。

加賀市役所の出発式では市職員5人も参加して記念撮影

加賀市大聖寺関町から福井県あわら市へ

歴代の全国通し行進者のサイン入りのTシャツを着た参加者

山口逸郎さんにもサインしてもらいました

休憩時の差し入れはよく冷えたスイカ、水羊羹など

 

「ようこそ福井県へ」「吉崎御坊跡」まで300mの標識を見ると達成感!

石川県の平和行進を終えて

初日から感動の連続でした

全国通し行進者 山口逸郎

 私は原水爆禁止国民平和大行進の全国通し行進者として、5年前80歳で東京~広島コースを歩いたのが1回目でした。その後、北海道~東京コース、沖縄~広島コースを歩き、太平洋側を日本縦断することができました。今年5回目で富山~広島コース・日本海側を歩くことになりました。

 6月8日富山県朝日町を出発して、富山県内を10日間歩き、6月17日石川県に引き継がれ、石川県内8日間を県内通し行進者の岡野ひでみさんと共に歩きました。

 石川県内を歩いて初日から感動の連続でした。私からみれば91歳のお姉さんが富山県境から津幡町役場まで半日も歩いていただいたこと、小学6年の3人が「一歩でも二歩でも歩きませんか」に応えて一緒に横断幕を持って歩いてくれたこと、自動車を運転されている方々が私たちの「今日は平和行進で~す!」に手を振ったりして応えてくれる多さに驚かされ通しでした。津幡町役場ではペットボトルに入った被爆者援護募金が10本も手渡されるなど感動の行進でした。

 その後、このペットボトル募金は各自治体より連日手渡され、石川県の伝統の活動に対し、私は敬意を表すると共に全国にひろめることができないかと思いました。

 そして、以前に県内通し行進者を務めた神田順一さんと末友雅子さんの活躍ぶりは、行進参加者を励ましてくれました。神田さんは毎日平和行進の一日、一日を非核の政府を求める石川の会ホームページに掲載してくれました。末友さんは毎日、休憩時に種々の差し入れを用意してくださり、行進参加者の疲れがフットビ、大きな励みになり、感謝、感激です。また行進のパートナーの県内通し行進の岡野さんのピースコールの連続呼びかけに私は大変助けられたことも忘れられません。

 このように石川県の皆さんの力強い励ましにより、85歳の私も58歳の気持ちで歩くことができました。6月24日福井県に引き継がれた後、私は『平和』(2年目の平和行進のときに滋賀県の視覚障害のある女性が小さな折り鶴103羽で作られた)の文字を胸に抱きながら、8月4日広島平和公園に向けて歩きます。皆さん有難うございました。

 原水爆禁止世界大会・広島大会、長崎大会でお逢いしましょう。

 

<県内通し行進を終えて>

歩いていこう 前を向いて 一歩づつ

岡野ひでみ

 「え、私が県内通し行進者?」今年の平和行進日程表をみてビックリ!! 平和行進に参加してもいいといったが、8日間通し、そんなの無理!! でも名前が先行、後戻りできない。「もう、やるっきゃない!!」倶利伽羅で紹介され、横断幕を持ち、いよいよスタート。

 なにがなんだかわからず、心臓はパクパク、足はマメと膝痛。弱音をはきかけるも隣でしっかり大きな呼び声で歩いている山口逸郎さん(85歳)に刺激され、私も通行者に呼びかけ、行進を続けていると、カーテン越しや車窓から手を振る人の声援がうれしくなってきた。

 振り返ると全国通し行進者の山口さんが、片時も離さず、大事に横断幕を持っている姿と、わずかな時間でも出会う人に声かけ、握手する様子。そして、差し入れ。休憩時の疲れている身体にスーッと入ってくる果物や甘菓子。今、言えること、感謝!一人ではできない、みんながいるから。歩いていこう、前を向いて、一歩づつ・・・。

福井県行進団に引き継がれた横断幕と元気いっぱいの山口逸郎さん(前列右から2人目)

◎本日、加賀市内の硲伊之助美術館で「私の生きてきた道」と題して講演される作家・澤地久枝さんから石川県行進団に寄せられたメッセージを福井県との引継ぎ集会で披露しました。

 『澤地久枝です。今日のデモがんばってください。私たちは今、絶対に一歩も引けないところにいます。私もできることをやって、がんばっています。皆さんと一緒に歩いている気持です。よろしくお願いします。』

 

 

 

 

被爆二世・あわら市議会議員の笹原幸信氏

   福井県行進団との引継ぎ式には反核・平和マラソンの参加者も含めて石川県から約40人、福井県から約60人の参加があり、横断幕はじめ団体旗、国際青年リレーたすき等を手渡し、エール交換しました。

 毎年の引継ぎ式に参加されている被爆二世の笹原幸信あわら市議会議員の挨拶を紹介します。

『私の父は広島の爆心地から2㎞で被爆しました。父は身体が弱くて甲状腺癌、その他の癌も患いました。このため父は40年間薬づけの生活で骨がもろくなり、大腿骨骨折で寝たきりから認知症になり、大変つらい思いをしてきました。私には兄弟が4人いますが、妹が乳癌になりました。私たち兄弟の癌への恐怖は皆さんの想像以上であり、いつも爆弾を抱えたような生活をしています。核兵器は絶対になくさなければならない。なんで人が人を殺す残虐兵器をつくるのか、怒りを覚えます。どうか、皆さん、国民平和大行進が成功することを祈っています。』

 6月23日、平和行進・富山ー広島コース7日目は小松市役所前で出発式を開き、市内中心街を迂回して小松駅前までの行程です。行進参加者は35人。出発式では和田慎司小松市長のメッセージ披露と平和行進ペナント、被爆者連帯・救援募金(ペットボトル募金)、「ヒバクシャ国際署名」を33筆いただきました。今年の出発式で特筆できるのは、二人の市会議員から連帯挨拶があったことです。

<浅村起嘉さん:社民党市議>橋本議員から声をかけていただき、参加しました。私たちは日頃から安保関連法や共謀罪などに対し、戦争をしない国づくりのための共に声をあげています。子どもたちのために核も戦争もない世界をつくることは我々おとなの責任です。我々のグループも来週水曜日、28日夕方かた原水禁集会を開催します。この輪を広げていけるよう共に頑張っていきたいと思います。

<橋本米子さん:共産党市議>今日の平和行進・出発式に浅村さんに挨拶していただき、大変よろこんでいます。小松市長のメッセージと平和行進ペナント、被爆者連帯・救援募金、「ヒバクシャ国際署名」を預かっていますのでお渡しします。今年の平和行進は核兵器禁止条約のための国連会議の開催期間中におこなわれます。小松では毎週火曜日に浅村さんと一緒に粟津駅前で街頭宣伝を続けています。平和運動も一緒にやれればよいし、市民運動も皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。

   小松市では、8月4日~10日、市役所エントランスホールを利用して住民団体が「原爆と人間展」を開催します。

平和行進・出発式で連帯の挨拶をする浅村起嘉市会議員(社民党)

平和行進・出発式で連帯の挨拶をする橋本米子市会議員(共産党)

行進参加者全員にプレゼントされた折り鶴の飾りもの

「非核平和宣言都市・こまつ」の大きな懸垂幕前で記念撮影してから行進を開始しました

6月23日、沖縄「慰霊の日」の差し入れは沖縄産のパッションフルーツ、サータアンダギーや水羊羹、フルーツゼリーなど盛りだくさんでした

  6月22日、平和行進・富山ー広島コース6日目は午前9時、能美市役所からスタートしました。能美市の出発式には毎年、たくさんの職員が参加されており、今年も「本日午前9時から原水爆禁止国民平和大行進の出発式がありますので、職員の方は玄関にお集まりください」とのアナウンスがあり、市職員30人余の参加がありました。出発式では総務部長から井出雅朗市長のメッセ―ジ披露と「ヒバクシャ国際署名」は井出市長を含めて256筆、市長と議長の平和行進ペナント、被爆者救援・連帯募金をいただきました。これで県内自治体首長の「ヒバクシャ国際署名」賛同者は12人になりました。

 行進参加者は出発式には25人でしたが、実際に行進したのは13人です。行進の途中、久常コミュニティセンター周辺で2人一組になって戸別訪問し、「ヒバクシャ国際署名」が19筆集まりました。留守宅が多かったですが、直接お会いした方はほとんど署名していただきました。能美市長が賛同署名されたことも大きな力になりました。

   能美市では、毎年8月に市の公共施設を利用して住民団体が教育委員会の後援を得て「原爆と人間展」を開催しています。

出発式を終えて、総務部長(前列左から3人目)を囲んで記念撮影

休憩時の差し入れはよく冷えたサクランボと杏仁フルーツ

休憩後は「ヒバクシャ国際署名」を携えて戸別訪問しました

山口さんは園児たちにも優しく声掛けしていました

 

寺井病院の歓迎集会で挨拶する島隆雄院長

 午後1時半から寺井病院玄関前で歓迎集会があり、島隆雄院長から激励の挨拶がありました。

「毎年、平和行進の中継点として寺井病院では昼休み集会を開いています。今年の平和行進は特別に大切です。安倍政権がこれまで特定秘密保護法、戦争法、共謀罪など国民多数の声を無視して強行可決しました。日本が大変な監視社会になっていく危険性があります。健全な社会づくりのためには平和行進のように「一歩一歩」民主主義を築いていきましょう。現在、核兵器を禁止し、法的拘束力を持つ条約を締結するための国連交渉会議が開かれています。ところが日本政府はアメリカに追随して国連会議をボイコットしています。ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名はこれまで300万筆が国連に提出されています。被爆国である日本政府は国連会議に参加し、核兵器禁止条約締結のために力を尽くすことこそ、平和のための国際貢献ではないでしょうか。このような動きを後押しするために平和行進は大切です。」

 通し行進者の山口逸郎さんの挨拶と石川県行進団責任者の内藤晴一郎さんが活動報告し、参加者全員で「青い空は」を合唱して小松市役所に向けて16人が行進しました。

寺井病院での出発式でデイサービス利用者とエール交換する山口さん

今日の到着点は「非核平和宣言都市・こまつ」の大きな懸垂幕がある小松市役所。明日はここからスタートします

 

     

   全国通し行進の山口逸郎さんが企画・製作したDVD「2015年国民平和大行進 一歩でも二歩でも」

 「こんにちは 平和行進でーす!」「核兵器の禁止・廃絶のため、広島に向けて60日間歩いています!」「一歩でも二歩でもごいっしょに歩きましょう!」と山口逸郎さんは連日、元気いっぱい、大きな声で呼びかけて平和行進をリードされています。DVD「2015年国民平和大行進 一歩でも二歩でも」は、山口逸郎さんが自ら東京ー広島コースの通し行進者となり、東京から広島までの91日間、1000キロの全行程を歩き、カメラマンが随行して撮った2015年平和行進のドキュメンタリー映画です。山口さんはこのDVDを普及しながら今年は富山ー広島コース(2府7県)を60日間、通し行進します。

 「雨の日も風の日も平和行進は歩き続けます!」・・・ 梅雨入り宣言があった6月21日、平和行進・富山ー広島コース5日目は初めて雨に打たれた行進になりました。午前9時、白山市役所駐車場に集合したのは15人、それぞれ雨合羽を用意して、出発しました。午前の行程は、白山市役所から県道174号線を歩き、手取川・辰口橋を渡り、深草甚四郎の慰霊碑前で休憩し、川北町役場に到着したのは11時10分でした。

 

休憩時の末友さんの差し入れは「よもぎ入り白玉金時」、大好評でした

二人の通し行進者も大満足でした!

 午後1時から川北町の応接室での出発式は、副町長さんから激励の挨拶があり、行進団との懇談の機会を設けていただきました。川北町での「ヒバクシャ国際署名」は49筆いただきました。午後の行進参加者は13人、川北町役場から能美市役所までの約1時間の行程でした。県内コースの折り返し点にあたり、夕刻から金沢駅近くの居酒屋で山口逸郎さんを励ます会を開きましたが、逆に石川県の私たちの方が激励されました。

川北町では毎年、副町長(右側)と行進参加者との懇談があります

県内最長の手取川・辰口橋を渡る行進参加者、手取川を歩いて渡る醍醐味は平和行進ならこそ

今日の平和行進の終着点、能美市役所まで残りわずか

 

通し行進者の山口逸郎さん(左から3人目)を励ます会にて

野々市市の出発式では市長と議長を囲んで記念撮影

野々市市の出発式では粟貴章市長(前列中央)と早川彰一議長(前列左から2人目)を囲んで記念撮影

 

メッセージを披露する粟貴章野々市市長

  6月20日、平和行進・富山ー広島コース4日目午後は野々市市役所から白山市役所まで歩きました。行進参加者は33人です。例年、野々市市役所前の出発式には市長、議長が揃って激励挨拶をいただきますが、今年も粟貴章市長と早川彰一議長の挨拶がありました。粟市長は現在、国連で核兵器禁止条約制定をめぐる審議が行われていることに触れ、下記のメッセージを披露されました。野々市市の「ヒバクシャ国際署名」は市会議員10人分も含めて327筆いただきました。野々市市の原爆パネル展は8月15日~22日、野々市市情報交流館カメリア、市内公民館3ヶ所で開催予定です。

              メッセージ
 世界平和と核兵器廃絶を呼びかけられ、全人類の平和のために日々活動を続けておられる皆様に、深く敬意を表します。 |
 わが国は、被爆の実相を心に刻む唯一の国であります。私たちに求められているのは、あの悲惨な出来事を二度と繰り返さないよう、広島と長崎の記憶や思いを語り継ぎ、未来を守ることであります。
 野々市市では、昭和59年3月に「平和都市宣言」を決議しており、毎年、市内の中学生を広島市の平和記念式典へ派遣し、原爆パネル展を開催するなど、核兵器の恐ろしさや平和の尊さを後世へと伝える取り組みを行っております。
 核兵器の廃絶を求める署名と募金につきましても、今年も、多くの方にご協力をいただきました。私たちが訴える平和への思いが、世界のあらゆる国や地域に届くことを願ってやみません。
 皆様には、これからも、恒久平和の実現のため、さらに邁進されますことを切望いたしますとともに、よリー層のご活躍とご健勝を心からお祈りいたします。
平成29年6月 20日
原水爆禁止石川県協議会 様

野々市市長  果貴章

平和行進のペナントを手渡す早川彰一野々市市議会議長(右)

 

野々市市からミネラルウオーターを20本、行進団に差し入れていただきました

末友さんの今日の差し入れは新たにさくらんぼと木いちごがふえました  

 白山市での平和行進・到着式でうれしい報告がありました。白山市の山田憲昭市長と小川義昭議長の「ヒバクシャ国際署名」への賛同署名を受けとりました。これで県内の首長、議長の賛同署名がいずれも11人となり、過半数となりました。白山市では市長、副市長の署名を含めて「ヒバクシャ国際署名」は80筆いただきました。白山市の「原爆と人間」パネル展は、住民団体主催で7月29日~31日白山市鶴来文化会館クレイン、8月8日~11日市民工房うるわしにて開催します。

大きな「平和宣言都市」宣言塔が設置されている白山市役所に到着しました

 

白山市からは山田憲昭市長と小川義昭議長の平和行進ペナントも受け取りました

<注記>本日午前中の平和行進は金沢市有松交差点から野々市市役所まででしたが、同じ時間帯で非核の政府を求める石川の会会報「非核・いしかわ」第227号(2017年6月20日付)の発送作業があり、参加できませんでした。

●サイドメニューの「非核・いしかわ」紹介をクリックすると、A4判にリニューアルした第150号(2011年1月20日付)以降のバックナンバーをすべて閲覧できます。

 

 6月19日、平和行進・富山ー広島コースの3日目は森本駅に24人が集合し、車の往来が激しい県道159号線を避けて旧北国街道を行進し、神谷内東交差点で休憩。「ヒバクシャ国際署名」への協力依頼のため2人組になって各戸訪問しました。この地域には事前に国民平和大行進の案内チラシと「ヒバクシャ国際署名」を投函してあり、僅か20分程の間に署名簿20筆と折り鶴6羽の協力がありました。このような木目細かな準備ができる地域をふやすことができればいいですね。その後、東金沢駅前を経て城北クリニックまで行進しましたが、沿線のグループホーム「おんぼらーと」と高齢者専用住宅「おいね城北」の利用者のみなさんからたくさんの声援があり、元気の出る行進になりました。

 休憩時に差し入れは沖縄ゆかりのお菓子やパイナップル   今年も末友さんの心遣いに感謝!

 

 城北クリニックは毎年、昼休み時間を利用して平和行進・歓迎集会を開いています。今年も80人余の職員、患者、デイサービス利用者さんらの参加があり、斉藤典才城北病院副院長から激励の挨拶がありました。

毎年の昼休みの歓迎集会で挨拶される斉藤典才先生(左)

デイサービス利用者や職員のみなさんが山口逸郎さんを囲んで

 午後6時から金沢市役所前広場で開いた2017年平和行進・出発集会には250人余の参加者がありました。出発集会では西本多美子・石川県原爆被災者友の会会長と河崎俊栄・石川県宗教者平和協議会理事長から連帯の挨拶、山野之義・金沢市長のメッセージ披露、全国通し行進の山口逸郎さん、県内通し行進の岡野ひでみさんの決意表明、内藤晴一郎・原水爆禁止石川県協議会事務局長から県内での平和行進の到達点、核兵器禁止条約の国連会議の最新情勢など報告の後、市役所から有松交差点まで約3㎞を行進しました。山口逸郎さんは挨拶のなかで「このような大勢の参加者による出発集会ができるのは、金沢のみなさんの草の根の運動の賜物と核兵器禁止条約制定への大きな期待を感じます」と話されました。

石川の被爆者たちの証言を収録したDVD「この空を見上げて」を紹介する西本多美子さん(石川県原爆被災者友の会会長)

県内通し行進者としての想いを話す岡野ひでみさん

金沢市役所前の出発集会には250人余の参加者がありました

竪町入口付近を行進するなんぶやすらぎホームのみなさん

 

 

   6月18日、平和行進・富山ー広島コースの2日目午前の部は津幡駅から森本駅まで行進します。集合場所の津幡駅には宣伝カー、自家用車、IRいしかわ鉄道、自転車、徒歩など様々な交通手段で14人の参加がありました。出発式では全国通し行進者の山口逸郎さん、県内通し行進者の岡野ひでみさんの挨拶があり、津幡駅前で記念撮影して行進をスタート。参加者のなかに城北病院の若手職員が3人おり、「国際青年リレー行進」のたすきを着けて行進を先導してもらいました。2年前から全国11幹線で始まった「国際青年リレー行進」のたすきリレーは青年たちに好意的に受け止められており、今年も5本準備されています。

 今日の行進の大半は藩政時代の参勤交代に使われた北国街道沿いを歩き、森本駅に向かいました。日曜日で旧道のためか人通りは多くなかったが、出会った人々や対向車の車中からも手を振ったり、会釈する人も多く行進参加者の励みになりました。森本町では「昨日、広島原爆資料館に行ってきました。あのような残酷な原爆と絶対に許すことはできません」と男性が話しかけてきた場面もありました。中間の休憩所では恒例になった末友雅子さん(4年前の県内通し行進者)の差し入れ、山口逸郎さんからも「東京土産」の差し入れがありました。

津幡駅前での出発式を終えて記念撮影

山口さんから「浅草 雷おこし」、末友さんから「水羊羹」「お茶菓子」の差し入れ

 

北国街道の面影を伝える松並木路を行進しました

「昨日、広島原爆資料館を訪問しました」と男性(右)が話しかけてきました(森本町にて)

「国際青年リレー行進」のたすきをつけた青年たちを囲んで記念撮影(森本駅前にて)

1998年8月9日に建立された原爆犠牲者慰霊碑「平和の子ら像」(金沢市卯辰山玉兎ケ丘)

平和の子ら像前で出発式を行い、金沢市役所まで行進しました

 午後の行進は金沢市卯辰山玉兎ケ丘に建立されている原爆犠牲者慰霊碑「平和の子ら像」前に13人が集合、参加者全員が平和への想いや平和行進との関わりについて語り、交流した後、金沢市役所に向けて出発しました。

 金沢市卯辰山にある原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら像」は、 1998 年 8月 9日に国、 石川県、金 沢市の助成と県内自治体、被爆者、遺族、平和を願う多くの県民の基金により建立され まし た。以後、毎年夏に「平和の子ら像」前広場で、 〝反核・平和お りづる市民のつどい〟が開かれてい ます 。

 2017年反核・平和お りづる市民のつどいを紹介します。

   印刷用 チラシ表(PDF:527KB) チラシ裏(PDF:609KB)

引継ぎ式にて、左から2人目が全国通し行進者の山口逸郎さん、3人目が石川県内通し行進者の岡野ひでみさん

 今日から2017年原水爆禁止国民平和大行進(富山-広島コース)が石川県入りしました。富山県境の九折(つづらおり)で富山県行進団との引継ぎ式が行われました。富山県の平和行進は、6月8日に富山県朝日町を出発し、本日までに総勢810人の参加者があり、行進中に「ヒバクシャ国際署名」が561筆、沿道での運動募金が107,318円寄せられたとの報告がありました。引継ぎ式には富山・石川両県の「反核・平和マラソン」メンバーも合流し、富山県は45人、石川県は60人の参加があり、全国通し行進者の山口逸郎さん、石川県内通し行進者の岡野ひでみさんが挨拶しました。

 

 

平和首長会議から「反核・平和マラソン」へのメッセージ

「2017年度反核・平和マラソン」が開催されるに当たり、メッセージをお送りいたします。

 1945年8月6日、一発の原子爆弾が広島に放たれました。この「絶対悪」は一瞬のうちに街を焼き尽くし、国籍や信条を問わず子供からお年寄りまで罪もない多くの人々を殺りくし、その年の暮れまでに14万もの尊い命を奪いました。辛うじて生き延びた人々も、放射線による障害や差別・偏見に苦しみ、心身に負った深い傷は今なお消えることはありません。

 あれから72年、依然として世界には、あの惨禍をもたらした原爆の威力をはるかに上回り、地球そのものを破壊しかねない1万5,000発を超える核兵器が存在します。私たちは、この現実を前にしたとき、非人道性の極みである「絶対悪」をこの世から消し去る道筋をつけるため、ヒロシマの思いを基に、「情熱」を持って「連帯」し、更なる行動を起こさなければなりません。そして、多様な価値観を認め合いながら、「共に生きる」世界を目指し努力を重ねなければなりません。

 昨年5月、現職の米国大統領として初めて広島を訪れたオバマ大統領は、被爆者の「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」という心からの叫びを受け止め、「私の国と同様、核を保有する国々は、恐怖の持たなければならない」と、核を保有する国々は、恐怖の論理から逃れ、核兵器のない世界を追求する勇気を持たねばならない」と、核兵器廃絶に向けた決意を改めて示されました。

 核兵器のない未来を創っていくのは、為政者を始め、私たち一人一人の「情熱」であり、平和への思いを共有し、「連帯」することから生まれる具体的な行動です。そうした意味からも、皆様が核兵器のない平和な世界の実現に向けて「2017年度反核・平和マラソン」を開催されますことは誠に意義深く、その取組に対し深く敬意を表します。

  162か国・地域の7,200を超える加盟都市で構成される平和首長会議も、世界中の人々との「連帯」をより強固なものとし、核兵器廃絶に向けた国際的な機運を高めるために「情熱」を持って取り組んでいく所存です。

 皆様には、今後とも「絶対悪」である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向け、共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています。

 終わりに、「2017年度反核・平和マラソン」の御成功と御参会の皆様の今後ますますの御健勝と御多幸を心よりお祈りいたします。

平成29年(2017年)4月18日

平和首長会議会長  広島市長  松井一實

富山県境から津幡町役場に向けて、元気いっぱいの山口逸郎さん(前列左から2人目)のリードで行進しました

道の駅・倶利伽羅塾では、3人の小学6年生にも声かけて一緒に歩きました

かほく市、内灘町、津幡町と3日連続で行進に参加された91歳の女性(前列右)

 

  津幡町役場での到着歓迎集会は土曜日閉庁にもかかわらず、総務課長はじめ町職員9人に出迎えていただき、矢田富郎町長のメッセージの披露、町長と議長の平和行進ペナント、ペットボトル募金(被爆者救援・連帯募金)、「ヒバクシャ国際署名」(386筆)を受け取りました。津幡町での「原爆と人間展」は8月2日~17日、役場内町民ふれあいコーナーで町所有の日本被団協制作のパネルを使っておこなわれます。

津幡町町長及び議長の平和行進ペナントを受け取る山口さん(左)

毎年、多額のペットボトル募金(被爆者援護・連帯募金)の協力がある津幡町

 

 

6月5日~19日、内灘町役場庁舎ロビーで「原爆と人間展」

    平和行進・能登コース最終日は内灘町です。本会が実施した「2017年度平和事業に関する自治体アンケート」で内灘町は「内灘町役場庁舎内での原爆に関するパネル展示(6月上旬予定)」と記載されており、平和行進の出発式を開いた6月16日は、内灘町が所有している日本被団協制作の「原爆と人間展」パネルが展示されていました。内灘町での「原爆と人間展」は6月5日~19日開催予定です。「ヒバクシャ国際署名」は146筆いただきました。

 毎年、内灘町役場前の出発式では<出前うたごえ>があります。今年は11月23日~25日、『日本のうたごえ祭典いしかわ・北陸』が石川県内で開催されるため、祭典への参加の呼びかけもありました。うたごえ参加者が歌ったのは内灘闘争のときに歌われた「内灘かぞえ唄」、野田淳子作曲「大好きな町(内灘町)」です。

 内灘町の出発式には上出孝之副町長、恩道正博議長、町職員30人の参加があり、川口克則町長の激励挨拶を上出副町長が披露されました。行進参加者は32人です。

出前うたごえメンバーによる「内灘かぞえ唄」「大好きな町(内灘町)」

内灘町町長の激励挨拶を披露する上出副町長

内灘町の平和行進には32人の参加がありました

 核兵器禁止条約を交渉する国連会議(第2期)が開始された6月15日昼の時間、原水爆禁止石川県協議会が呼びかけて金沢市武蔵が辻交差点のエムザ前で「ヒバクシャ国際署名」キャンペーンを行いました。6月15日から18日、全国一斉に行われる『 Peace  wave2017 』 の一環です。署名行動には14人の参加があり、市民や観光客に署名協力を呼びかけました。

 核兵器禁止条約を交渉する国連会議のエレン・ホワイト議長は3月の第1会期の盛り上がりを受けて、5月22日に核兵器禁止条約草案を公表し、第2会期最終日の7月7日には同条約を採択したいと明言しています。禁止条約ができれば、核兵器の使用や威嚇、持ち込みや配備、通過や寄港など、核保有国や核依存国が現在行っている危険な核戦略の手を縛ることになります。日本がアメリカの「核の傘」に依存している政策や日米軍事同盟の根幹も揺がすことになります。

ヒバクシャ国際署名のバナーを掲げて、署名を呼びかける内藤晴一郎・原水爆禁止石川県協議会事務局長

 平和行進・能登コースの4日目はかほくし市です。市役所玄関前の出発式には総務課長ら市職員5人の参加があり、総務課長から激励の挨拶がありました。かほく市の「原爆と人間」パネル展は、河北原水協主催により7月19日~30日、うみっこランド(市の公共施設の提供)で計画されています。国際署名は30筆いただきました。

激励いただいた市職員への謝辞と平和行進への想いを語る内藤さん

市役所前から宇野気駅前に向かう行進参加者

 

平和行進・能登コース 3日目(宝達志水町・羽咋市)

 6月14日、宝達志水町では羽咋診療所や健康友の会能登中部ブロックを中心に21人の参加があり、子浦交差点から宝達志水町役場まで行進しました。役場前では寶達典久町長はじめ町職員8人に出迎えがあり、到着歓迎集会がおこなわれました。昨年同様に、宝達志水町では8月上旬に日本原水爆被害者団体協議会制作のパネルを使用して「原爆と人間」パネル展を計画しています。国際署名は16筆受け取りました。

 寶達典久町長のメッセージを紹介します。

 「毎年、多くの方のご参加を得て平和行進を続けておられることに対しまして心から感謝と敬意を表します。行政が取り組むべき最も基本的で重要な事項は、町民生活の安全・安心ができる社会の構築であると考えております。今後とも町民の皆様とともに戦争や核兵器のない平和な社会の実現に努めてまいります。」

メッセージを読み上げる寶達典久町長

サイン入りの「平和行進ペナント」も受け取りました

 

寶達町長(前列右)にも参加いただき、記念撮影しました

 

 

 羽咋市役所前での出発式には総勢51人の参加がありました。羽咋診療所の塚崎事務長の進行により、出発式では羽咋市長のメッセージ披露(総務部長・代読)、平和行進実行委員会の挨拶の後、地元住職や牧師、のとじょネット、就労支援センターからのメッセージ披露等もありました。5月の訪問時に貸し出した「原爆と人間」パネルは使用されませんでしたが、国際署名は23筆いただきました。

出発式で羽咋市長のメッセ―ジを披露する総務課長さん

到着集会では原水爆禁止世界大会参加者の決意表明もありました

行進の終着点、介護センター「ほのぼの」で記念撮影しました。

核兵器を禁止し廃絶する条約を!

  原水爆禁止国民平和大行進・参加報告

                          神田 順一

 今年の原水爆禁止国民平和大行進は、国連で核兵器禁止条約の交渉会議が開催される歴史的な時期におこなわれています。非核の政府を求める石川の会では、「原爆と人間展」の開催自治体をふやすことと各自治体での「ヒバクシャ国際署名」(以下、国際署名)を推進するため、今年も平和行進に参加しています。  

 6月11日から行進を開始した「能登コース」の初日、2日目につき、報告します。

毎年、輪島市役所前で出発式を開き、平和行進をスタートします。出発式を終えて、輪島市総務課長も参加して記念撮影しました。

◎輪島市から国際署名を224筆。輪島朝市通りを行進中に159筆の署名も寄せられました。

◎能登町は5月の訪問時に「原爆と人間展」パネルを貸し出しましたが、展示スペースがなく、開催できず。国際署名を156筆いただきました。

◎珠洲市は5月の訪問時に「原爆と人間展」パネルを貸し出しましたが、パネル展の開催や国際署名はありません。

◎穴水町は昨年同様、「原爆と人間展」パネル展の開催を了解いただき、パネルを貸し出しました。国際署名を町長、議長はじめ125筆いただきました。

◎志賀町から国際署名を町長、議長はじめ230筆いただき、総務課長は平和行進に一部ご一緒に歩きました。

◎中能登町の到着歓迎集会は毎年、町長から激励挨拶をいただき、国際署名は後日送付いただくことになりました。

◎七尾市から国際署名を46筆。千羽鶴を石川県行進団に贈呈いただきました。

毎年恒例の輪島朝市での平和行進、行進中に159筆の署名が寄せられました

 

出発式で挨拶するのは、毎年手作りのプラカードを付けて行進参加する輪島診療所所長

 

能登町では多数の地元町民の参加があり、能登線の元宇出津駅前からスタート

穴水町役場前では副町長はじめ町職員22人に出迎えていただき、到着歓迎集会が開かれました

 

自前のプラカードを持って行進

志賀町では総務課長も平和行進に一部同行いただき、「非核宣言塔」前にて記念撮影しました

中能登町では杉本栄蔵町長から激励挨拶があり、2年前に設置された「非核・平和宣言標柱」前で記念撮影しました

中能登町では学校帰りの小学生に風船とティシュ「全世界から核兵器をなくそう!」も配りました。

七尾市からは千羽鶴が行進参加者に贈呈されました。千羽鶴は宣伝カーに掲げて県内を行進します。

 

 

 

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