6月19日、平和行進・富山ー広島コースの3日目は森本駅に24人が集合し、車の往来が激しい県道159号線を避けて旧北国街道を行進し、神谷内東交差点で休憩。「ヒバクシャ国際署名」への協力依頼のため2人組になって各戸訪問しました。この地域には事前に国民平和大行進の案内チラシと「ヒバクシャ国際署名」を投函してあり、僅か20分程の間に署名簿20筆と折り鶴6羽の協力がありました。このような木目細かな準備ができる地域をふやすことができればいいですね。その後、東金沢駅前を経て城北クリニックまで行進しましたが、沿線のグループホーム「おんぼらーと」と高齢者専用住宅「おいね城北」の利用者のみなさんからたくさんの声援があり、元気の出る行進になりました。
城北クリニックは毎年、昼休み時間を利用して平和行進・歓迎集会を開いています。今年も80人余の職員、患者、デイサービス利用者さんらの参加があり、斉藤典才城北病院副院長から激励の挨拶がありました。
午後6時から金沢市役所前広場で開いた2017年平和行進・出発集会には250人余の参加者がありました。出発集会では西本多美子・石川県原爆被災者友の会会長と河崎俊栄・石川県宗教者平和協議会理事長から連帯の挨拶、山野之義・金沢市長のメッセージ披露、全国通し行進の山口逸郎さん、県内通し行進の岡野ひでみさんの決意表明、内藤晴一郎・原水爆禁止石川県協議会事務局長から県内での平和行進の到達点、核兵器禁止条約の国連会議の最新情勢など報告の後、市役所から有松交差点まで約3㎞を行進しました。山口逸郎さんは挨拶のなかで「このような大勢の参加者による出発集会ができるのは、金沢のみなさんの草の根の運動の賜物と核兵器禁止条約制定への大きな期待を感じます」と話されました。