野々市市の出発式では市長と議長を囲んで記念撮影
6月20日、平和行進・富山ー広島コース4日目午後は野々市市役所から白山市役所まで歩きました。行進参加者は33人です。例年、野々市市役所前の出発式には市長、議長が揃って激励挨拶をいただきますが、今年も粟貴章市長と早川彰一議長の挨拶がありました。粟市長は現在、国連で核兵器禁止条約制定をめぐる審議が行われていることに触れ、下記のメッセージを披露されました。野々市市の「ヒバクシャ国際署名」は市会議員10人分も含めて327筆いただきました。野々市市の原爆パネル展は8月15日~22日、野々市市情報交流館カメリア、市内公民館3ヶ所で開催予定です。
メッセージ
世界平和と核兵器廃絶を呼びかけられ、全人類の平和のために日々活動を続けておられる皆様に、深く敬意を表します。 |
わが国は、被爆の実相を心に刻む唯一の国であります。私たちに求められているのは、あの悲惨な出来事を二度と繰り返さないよう、広島と長崎の記憶や思いを語り継ぎ、未来を守ることであります。
野々市市では、昭和59年3月に「平和都市宣言」を決議しており、毎年、市内の中学生を広島市の平和記念式典へ派遣し、原爆パネル展を開催するなど、核兵器の恐ろしさや平和の尊さを後世へと伝える取り組みを行っております。
核兵器の廃絶を求める署名と募金につきましても、今年も、多くの方にご協力をいただきました。私たちが訴える平和への思いが、世界のあらゆる国や地域に届くことを願ってやみません。
皆様には、これからも、恒久平和の実現のため、さらに邁進されますことを切望いたしますとともに、よリー層のご活躍とご健勝を心からお祈りいたします。
平成29年6月 20日
原水爆禁止石川県協議会 様
野々市市長 果貴章
白山市での平和行進・到着式でうれしい報告がありました。白山市の山田憲昭市長と小川義昭議長の「ヒバクシャ国際署名」への賛同署名を受けとりました。これで県内の首長、議長の賛同署名がいずれも11人となり、過半数となりました。白山市では市長、副市長の署名を含めて「ヒバクシャ国際署名」は80筆いただきました。白山市の「原爆と人間」パネル展は、住民団体主催で7月29日~31日白山市鶴来文化会館クレイン、8月8日~11日市民工房うるわしにて開催します。
<注記>本日午前中の平和行進は金沢市有松交差点から野々市市役所まででしたが、同じ時間帯で非核の政府を求める石川の会会報「非核・いしかわ」第227号(2017年6月20日付)の発送作業があり、参加できませんでした。
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